.40 似紅 ページ42
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その瞬間、吹雪の雰囲気がガラリと変わる。
角馬「なんと！スライディングしに行った染岡を簡単に弾き飛ばしたぁ！」
円堂「染岡！…なに！？」
吹雪「へへ……この程度かよぉ！甘っちょろい奴らだ！」
一之瀬「なに…！？」
A「吹雪、さっきと雰囲気が全然違う！」
これにはマネージャーも驚くしかない。
この中で冷静なのは瞳子だけ…彼女だけは全てを知っているようだった。
荒谷「吹雪くん…！」
吹雪「まかせとけ！いつもみたいにバンバン点取ってやっからよぉ！！見てな！」
そう言って吹雪は雷門の陣に凄まじい勢いで向かってくる。
一之瀬は一度は抜かれたものの吹雪にチャージをしてボールを取ろうとする。
しかし彼の力は一之瀬を押しのけて進んでしまう。
風丸と鬼道の2人がかりのスライディングタックル、
土門のキラースライドにもパワーでくぐり抜けていく。
角馬「止まらない止まらない！
吹雪、あっという間にゴール前だ！」
円堂((感じるぜ吹雪…お前のシュート、絶対すごいはずだ！))
吹雪「吹き荒れろ…エターナルブリザード！」
円堂「ゴッドハンド！…！！」
吹雪の中に現れた氷の塊のようなシュート…ボールが纏った威力は凄まじい。
円堂のゴッドハンドは一度は止めたように見えたものの、
吹雪のシュートの威力は止まらずゴールに突き刺さる。
角馬「ゴォール！吹雪の必殺シュートが雷門ゴールに炸裂！
なんと、先制したのは白恋中だぁーっ！！」
秋「ゴッドハンドがこんな簡単に…！」
夏未「これが、ブリザードの吹雪…」
Aはゾクゾクした。
いいシュートだ。
闘志に満ち溢れた彼のプレーに彼女の中の何かが燃え上がるような感覚を覚える。
円堂「すごい…止めたと思ったのに、なんて破壊力！」
吹雪「いいかよく聞け…俺がエースストライカー、吹雪士郎だ！」
円堂「吹雪、お前のシュートどうしても止めたくなった！」
吹雪「…出来るもんならやってみな。」
円堂の手のひらにはエターナルブリザードの威力がまだ残っている。
その痺れが円堂をさらに盛り上がらせる。
彼が仲間になったらと思うとさらに気持ちが高ぶる。
彼が仲間になったら…エイリア学園に、ジェミニストームに勝てる、そんな気がした。
鬼道「スーパーディフェンスに素晴らしいシュート力…噂以上のプレイヤーだ。」
染岡「どんなにシュートがすごくても…豪炎寺の代わりはいねぇんだ！
やられっぱなしでたまるか！」
瞳子「…そこまで！試合終了よ。」
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
