.22 海棠 ページ24
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円堂「さぁ、来いっ…！」
何度もシュートをぶつけられる円堂になすすべもなく豪炎寺は立ち尽くしてしまう。
その後もディアムやリームはシュートを打ち続ける。
角馬「エイリア学園怒涛の攻撃！
全員上がっている雷門中、何もできません！」
塔子「どうすんだよ鬼道！このままじゃ円堂がもたないよ！」
一之瀬「やっぱり無理なんだよ、こんなフォーメーション！」
鬼道((わからない…監督は俺に何をどうしろと…
どう考えても、攻撃だけでゲームを組み立てるのは不可能だ。…不可能？))
A((鬼道もこの全員攻撃のゲームメイクには戸惑ってるのか…
でもこれはたぶん、勝つための試合じゃないんですよね、監督。))
Aは監督のほうを仰ぎ見るが瞳子はまっすぐ試合を見つめているだけで何も語ろうとはしない。
円堂「今度こそ…見えた！」
リームが打ったシュートを円堂は一瞬だがその眼で捉えた。
円堂のゴッドハンドが繰り出される前にゴールに入ってしまったものの
希望の光が差し込んだ瞬間でもあった。
角馬「エイリア学園、これでなんと31点目！！」
レーゼ「どうやら試合はここまでのようだ…これでお前たちもわかったはずだ。
大いなる力の前ではいかにお前たちが無力であるかが。」
円堂「何勝った気になってんだよ…まだ試合は終わっちゃいないぜ…！
俺なら大丈夫だ。もう、点はやらない！」
塔子「円堂…駄目だよ！みんな、これ以上やったら本当に円堂が…」
染岡「円堂は何言っても聞かないやつだってわかってる…
とにかく1点だ！何が何でも取っていくぞ！」
雷門「おう！」
レーゼ「地球にはこんな言葉がある。
『井の中の蛙大海を知らず』…己の無力を思い知るがいい！」
円堂「面白い…来るなら来い！これ以上点はやらないぜ！」
レーゼ「アストロブレイク！」
円堂「今度こそ…マジン・ザ・ハンド！……ぐぁっ！！」
レーゼの放った必殺シュート、アストロブレイクは円堂の必殺技を破りゴールをも破壊するほどの威力だった。
ただその恐ろしいほどの威力を目にした雷門イレブンは試合終了のホイッスルを聞いて立ち尽くしていた。
秋「円堂君…！大丈夫？…円堂君！」
シュートを受けたまま倒れる円堂を見つめることしかできなくてAはやるせなかった。
背後ではまぶしい紫色の光と共にエイリア学園が去っていった。
豪炎寺は歯を食いしばりその姿を見つめていた。
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
