.21 赤 ページ23
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鬼道「例えば、あのMFが中盤でボールを取った時は一度右のDFに下げて、DFで体制を立て直す。
左のMFがライン際でボールを取った時は…」
A「後ろのDFに回してあの女の子のMFに戻してたね。」
一ノ瀬「そうか…それであそこに来るって分かったのか。」
円堂「すげーぜ鬼道、A！」
風丸「これならいけるな！」
A「あっちの攻撃パターンがわかればこっちの戦法も作りやすいね。」
染岡「後半は点取ってくぜ！」
豪炎寺「……」
瞳子「甘いわね、確かに鬼道くん達の言う通りジェミニストームの攻撃には一定のパターンがある。」
秋「え、監督も気付いてたんですか？」
瞳子「…見てればわかります。
あなた達、自分が今どんな状態だかわかっているの？
今のあなた達じゃ、相手のスピードについていけない。
攻撃パターンがわかったくらいで倒せる相手じゃ無いのよ。」
円堂「じゃあ…どうしろっていうんですか？」
瞳子「こちらのディフェンスをここまで上げて、全員攻撃にするのよ。」
風丸「でもディフェンスがいないも同然。
それこそ奴らに抜かされるでもしたら、終わりじゃ無いですか！」
瞳子「だったら、抜かれないようにすることね。」
塔子「…なんなのあの監督！」
円堂「いやぁ…俺もよくわかんないんだけどさあ…でもまあ、とにかくやってみようぜ！
SPフィクサーズに勝てたのも、監督の作戦があったからなんだしさ！」
後半の試合が始まる。
雷門イレブンは言われた通り全員前へ出て攻撃に向けた陣となっていた。
角馬「…な、なんでしょうこのフォーメーションは！キーパーの円堂の前がガラ空きです！」
円堂「みんな、頼んだぞ！ゴールは任せとけ！」
鬼道((何を考えてるんだ…こんなフォーメーションでどう試合を組み立てろと？))
レーゼ「ふん、何をやっても無駄なこと…かまわん、たたきつぶせ。」
後半戦が始まって早々に円堂はディアムの素早いシュートを打たれてしまう。
鬼道((迷ってる暇は無い…))
鬼道「みんな、ボールをキープして攻めるんだ！」
鬼道の先導でジェミニストームの陣地に向かうも栗松がボールを奪われる。
そしてまたディアムがゴールへ向かってしまう。
豪炎寺「円堂！………っ…」
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
