.15 真赭 ページ17
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塔子「いくよ！ザ・タワー！」
染岡のシュートも塔子のディフェンスによってはじかれてしまう。
塔子「ツメが甘いね！宇宙人！」
染岡「くっ…うっ、…」
瞳子はその様子にハッと気付く。
A「…染岡も？」
円堂「あいつ…やるじゃないか！」
こぼれたボールを雷門陣が広いパスを回してゴールへと向かう、ここまでは順調である。
角馬「さぁ、前半も残りわずかになりました！
ここで雷門が攻撃にでたぁーっ！」
しかし染岡のシュートは大きくゴールを逸れた。
と、ここで0-0のまま前半終了のホイッスルが鳴り響く。
それと同時にAはベンチの方へ駆け寄り
アイシングの準備を始める。
秋「え、Aちゃん？どうしたの？」
円堂「染岡！いい感じだったぜ、後半もガンガン攻めてくれよ！」
染岡「あ、ああ…」
秋「みんな、大人と互角に戦ってるじゃない！
その調子よ！」
夏未「みんななら勝てるわ！」
瞳子「みんな、聞いて！後半の作戦を伝えるわ。
…染岡くん、風丸くん、壁山くん、
あなた達はベンチに下がって。
空いたスペースは、残りのメンバーでカバーして。よろしくね。」
瞳子の言葉に3人は眉間にしわを寄せて口々に反論をし始めた。
それはそうだろう、自分たちが抜けても代わりに入るメンバーはいない…つまり少ない人数で試合をしろと言われているのだ。
そんな状況を受け入れられるわけがない。
染岡「なんで俺が下げられなきゃいけないんだ！」
風丸「監督の考えがわかりません！
ただでさえ厳しい状況なのに…」
壁山「オレ、さっき転ばされたからっスかぁ…？」
瞳子「勝つための作戦よ。」
A「…はい、アイシング！！」
ハッと3人が振り向く。
A「怪我をしてるのに試合に
出ようだなんて思うのはただの足手まといだよ。
人数が少なかろうが多かろうが関係ない、
怪我人はさっさと休んだほうがいいよ。」
染岡「動けないみんなの分まで、俺たちが頑張らなきゃいけないのに…クソッ！」
Aはムッとした顔で染岡を見返した。
その顔に染岡は何も言い返せなかった。
鬼道「しかし、人数が少ないと…これでは戦えない」
瞳子「後半、始まるわよ。」
みんなは口々に不平を漏らすが円堂は違った。
やはり円堂の言葉は明るく頼りになるのだ。
円堂「とにかく、今はこの試合に全力でぶつかるんだ。
全力で頑張れば、一人の力を、二人分にも、三人分にも出来るはずだ！」
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
