.10 韓紅 ページ12
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A「奈良かぁ、来たことないかも。
お寺がいっぱいあるんだろうな…」
メンバーが話をしたり意気込んでる中
Aは窓の外を眺めひっそりとつぶやいた。
きっと風流な景色が広がっているんだろうなと思う楽しみもあるけれど本来の目的は違うのだ。
気持ちを切り替えてAは前を向く。
そうこうしてる間にキャラバンは
奈良のシカ公園の前へと着いた。
瞳子が警備員へシカ公園の中へ入ることを相談しにいくがなかなか解決しないようで問答が続いている。
A「瞳子監督、話し込んでる。」
春奈「本当ですねぇ…
やっぱり入るのは難しいんでしょうか？」
A「うーん…警察の壁は大きいね。」
染岡「ここまできて門前払いかよ…」
円堂「……俺、おまわりさんに頼んでくる！」
A「！ 円堂、私も行く！」
秋「ちょっと2人とも！ここで待っててって監督に言われたじゃない…」
夏未「はぁ…もしもし、バトラー？お父様に繋いで。」
A((なんでついて行こうと思ったんだろう…いつもなら行かないのに。))
Aは自分の起こした行動に対して疑問を抱きつつ
2人で急いでキャラバンから降り監督の元に向かう。
警察官「…えっ、通すんですか？」
ーー
夏未「はい、ありがとうございます…理事長。」
土門「どんだけ顔が広いんだよ…理事長って。」
A「夏未さんって凄いねえ。
権力ふりかざしまくりって感じ。」
苦笑いしながら話す土門にAもつられて笑う。
しかし目の前に広がるこの大惨事には言葉も出なかった。
ついこの間建てられた像も破壊され風流だったであろう橋も無様に壊されている。
Aが想像してた奈良とはかけ離れてしまっていた。
A((…ここまでしてサッカーを使ってものを破壊する意味はなんだろう。本来の目的はなんだ？))
染岡「霞野？どうかしたか？」
A「えっ！いや、なんでもない…ひどい有様だなって。」
染岡「本当だよな…それに加えて総理も誘拐するなんて許せねえ。」
確かにそれもそうである。
政府に何か物申したいのだろうか。
ならばなぜ中学校を破壊する？道徳心を煽るため？気になることがぐるぐると回る。
雷門イレブンの彼らになら相談してもいいような気がする。
ああ、自分も少しずつ変わりつつあるなと呆れるもののまるで昔に戻っていくようて不思議な気持ちになった。
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
