終曲スカラビア ページ48
それから皆で踊って歌った。
もちろんお料理も沢山……それはもう、味を忘れない程に…食べた。
ジャミ｢Aは上手いな。｣
『何が？』
カ｢ダンス！だろ？
初めて踊るとは思えない程だな！！｣
『あー、私の出身が輝石の国でさ。幼い頃、舞踏会とかはよく行かされてたんだよね。』
まぁ、私の趣味が家族にバレてからは…そんな事1つも無くなったけど。
ア｢それは初耳ですね。どうりで踊りが上手な事だ。｣
ジ｢アズールも習ってはどうです。｣
ア｢やめてください、人魚にはハードルが高すぎる。｣
そんな事を話していると、遠くから何やら声が聞こえてきた。
それと…走ってくる足音も。
『あれっ、エースさんにデュースさん。
どうしてこんな暑い所を全速力で？』
エ｢月下美人さんだ。
ユウからヘルプの連絡来てよ、だから公共交通機関で来たの！！｣
デ｢でも…もう大丈夫っぽい…か？｣
ユ｢あ、あは、あはは……｣
エ｢あはは、じゃねーんだよっ！！｣
エースさんはバスケ部で、ジャミルくんとフロイドさんと一緒みたいだ。
……ジャミルくんの友達が全員カリムさんの友達ではないと思うが…w
折角来たんだから、とカリムさんが2人の事も宴に誘ったみたいだ。
毛玉さんが、自分達が今までどんな事に巻き込まれたのかをエーデュースの2人に一生懸命、話して聞かせていた。
ユ｢ホントに……なんだかやっと終わったって感じですね。｣
『そうだね……ユウくんも色々頑張ってたじゃん。』
ユ｢いやいや、僕はただA先輩達の言いなりで動いただけですから。｣
謙虚だねぇ、アズールのあの人使いの荒さに耐えられるだけでも凄いのに。
ア｢A！一緒に泳ぎましょうよ！｣
『あ、私泳ぎはからっきしなので結構です…』
ア｢いいから早く！｣
『いや何も良くない……って腕を引っ張るな！！』
………まぁ、去年とは大違いのこんなホリデーも、アズールと一緒ならいいかな。
若干騒がしいし暑すぎる気もするけどね。
あ、私は無事に浮き輪で浮いてますよ。
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雲(プロフ) - ウルズさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて本当に嬉しいです！！イベント編、今どのような話にしようか考えていますので…お楽しみに！これからもよろしくお願いします！ (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ - 初コメント失礼致します。関連作品の欄からこの話を見つけました。本編とオリジナルが上手く融合されていて、とても読みやすいです。ハッピービーンズデーやゴーストマリッジ編、楽しみにしています。 (2020年8月12日 18時) (レス) id: 17bf86e827 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます！すみません、最近テストが終わったばかりでまだまだ忙しくて……頑張って更新するので、よろしくお願いします！ (2020年7月23日 19時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 話しの続きが気になる (2020年7月23日 19時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - 漆Pさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるのとても嬉しいです！！Twitter是非繋がりましょ！これからもお願いします！ (2020年6月19日 16時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲 | 作成日時：2020年6月16日 18時
