一、久しぶり ページ2
貴方目線
私は70年振りに耀哉の元へ行こうとしてた。
“ーー!〜〜!”
ん?
なんだ?
本部がどうも騒がしい…
私は心配になって少し足を速めた。
『なんの騒ぎかな?』
「「「!?」」」
ある1人の少年に集中していた視線が
いっきに私に集まる。
「…あ…嘘、だろ…
その派手な、風格は
Aか?…Aなのか?」
1人だけ、私を見て
嬉しそうにしたものがいた。
あ、1人じゃなかった…
「A…?」
相変わらずのボサボサ頭がそう呟く。
『顔を出さずにいて悪かったね
天元、義勇
私はAだよ。
幻柱、今ここに見参。』
「「幻…柱!?」」
私は、わっと沸いた柱達を無視して、
先ほどの少年の元へ行く。
『君、名前は?』
「炭ッ…ゲホッゴホッ」
『ゆっくり…落ち着いて…』
「たっ炭治郎です…!」
『そう、炭治郎…
貴方はなぜそんな格好なの?』
「やめた方が良いですA様、
そいつと話しても
無駄な労力を『どおして?不死川実弥』
「ッ!そいつは…
隊律違反した者ですから」
『?…それは鬼を連れてるから?』
「当たり前です!」
呆れた
いい鬼との区別もつかないなんて…
私の髪と目の色が変わっていく
「はっ!」
義勇は気づいたらしく目を見開いた。
“スッ”
私は剣を出す。
そして、実弥に向ける。
刀が虹色に光っていた。
「「「!?」」」
『なんだい、今の柱は、
いい鬼との区別もつかないのかい?
鬼だから殺す?
ふざけるな!!!!
じゃあ、私はどうなんだい?実弥?
わたしゃ
睡蓮って言う妖怪なんだよ?
どうだい?殺すのかい?え?
ハッ…
私は情けもないあんたらの方が
よっぽど鬼だと思うがね』
この声に全員が静まった。
「お館様のお成りです!」
「よく来たね
私の可愛い
さっきの声はAかい?」
『…久しぶりだね、耀哉』
「ああ、元気そうで何よりだ。」
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作者名:赤目 | 作成日時:2020年1月6日 13時