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新年の挨拶なんてせず、2人で初めて迎えた正月の朝。
目を覚ました時、翔くんは私を抱きながら、ベッドサイドのテレビを観ていた。
「おはよ…」
遮光カーテンで、光が遮られ、暗い部屋に光るテレビのライト。
翔「おはよ。よく寝れた？」
「うん」
寝た時そのままの格好で、お互いに何も身につけていない。
「いつから起きてたの？」
テレビはお正月特番のトーク番組で、翔くんは楽しそうにたまに笑ってる。
翔「1時間くらい前、かな？」
「寒くない？」
暖房は入っているものの、シーツの隙間から入る空気が冷えてる。
翔「こうしてればあったかくなるって」
そう言って、私の唇にキスを落とす。
翔くんを受け入れるのは簡単で、すぐに翔くんのペースに飲まれる。
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翔「俺もまだまだ若いわ〜(笑)」
お昼過ぎて、やっとベッドから出た翔くん。
シャワーを浴び、着替えて、互いに実家へいく準備をする。
「腰がね、私今日はもうもたない(笑)」
メイクを終えた私の後ろで、私の本棚から翔くんは2冊ほど本を取った。
翔「しばらく会えない間に復活するから大丈夫だって(笑)」
「もうっ///」
これ借りる、と本をバッグに詰めていた。
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「火の元確認したし、電気系も見たし、窓も確認したし…」
結局、同じ時間に家を出ることになって、家の中の最終確認。
翔「大丈夫だったよ。忘れ物は？」
「ないよ、大丈夫」
2人とも、自分の愛車で行くから、玄関までしか、一緒にはいられない。
サングラスを掛け、クリスマスに私がプレゼントしたコートを着て、リュックとボストンバッグとキャリーバッグを持った翔くん。
「翔くんは？忘れ物ない？」
翔「ある」
そう言った翔くんは私をぐっと引き寄せて、キスをした。
ルージュで紅く染まってる私の唇を、まるで味わうかのように。
「ん…っ。…翔くん、唇…」
私の紅が翔くんにも移っていた。
親指で唇を拭った翔くん。
翔「気にしねーよ」
今度は、いってきます、と軽くキス。
翔「いってきます。連絡、するからね？」
「うん。私もする。いってらっしゃい！」
部屋を出る翔くんを見送って、時間差で私も部屋を出た。
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ヤマダサン - すいません！もーもからヤマダサンになりました。 (2014年8月22日 21時) (
レス) id: 32f0e46176 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダサン - 更新頑張ってください！ずーっと応援してます！ (2014年8月22日 21時) (レス) id: 32f0e46176 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - もーもさん» コメントありがとうございます！初の大野さん目線でしたが、いかがでしたか？ルネッサーンスと乾杯し返しておきます！(古い) (2014年7月31日 12時) (レス) id: d39c57620c (このIDを非表示/違反報告)
もーも - 大野くんの優しさ？にカンパ〜イしたくなりました涙 (2014年7月27日 19時) (レス) id: 32f0e46176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2014年7月24日 16時
