検索窓
今日:19 hit、昨日:9 hit、合計:240,286 hit

協定項目32 ページ33

「お帰り、A。治君もいらっしゃい。」


A達を出迎えたのはAの母の由紀だった。


「ただいま。」

「お邪魔します。」


居間に通されるとAが問う。


「今日、父さんは仕事?」

「ええ、でも早く帰って来るって云ってたわよ。」


そう云うと由紀はお茶を煎れ始めた。


「あー、ごめん、母さん。」

「善いのよ〜。私が無理矢理貴方達を呼んだみたいなものなんだから、寛いでいって頂戴。」


お茶を椅子に座ったA達の前に置き、自身も椅子に座る。

そして気分よさげに由紀は太宰とAに尋ねた。


「ちゃんと仲良くやってる?」

「勿論ですよ、お義母さん。毎日一緒に寝て、ご飯を食べて、一日三回キ」

「余計なことは云わんで善い!」

「いったい!」


軽い調子で話す太宰をAが叩く。



「暴力は禁止なんじゃないのかい?A。」

「暴力の内には入りません。」


そんな二人の様子を見ていた由紀と奈月が同時に吹き出した。

肩を震わせながら、楽しそうに云う。


「仲善さそうで善かったわ〜。」

「二人共最高っ。」


太宰とAはポカンとしていたが、少しすると二人も顔を見合わせて笑い合う。


「あ、そう云えば。」


不意に由紀が思い出したようにAを見た。


「瑠花ちゃんも帰って来てるらしいわよ。後で治君と一緒に行ったら如何かしら?結婚してからまともに逢ってないでしょ?」

「へー、瑠花も帰って来てるんだ。もうかれこれ何年逢ってないかなぁー…。」


懐かしむようにAが云うと、太宰が不思議そうに問う。


「瑠花って?」

「私の幼馴染み。面白い子だよ。後でこの辺ぶらぶらする序でに瑠花の家も行こっか。」


そう云うと、Aはお茶を啜った。


*****

どれだけオリキャラ出すつもりだ私…。

でも、実はまだまだ出てきます…モブ含めて。

星深ちゃんの故郷での話長いかも…。

勿論、イチャイチャさせますよ。

設定は後でまとめて適当に書きます。

協定項目33→←協定項目31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (226 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
410人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 分かりました! (2017年4月1日 13時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 和さん» 実は私お友達申請などのしくみがよく分からなくて…私もぜひお友達になりたいので教えてくださいませんでしょうか。 (2017年4月1日 11時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お友達申請してもいいですか? (2017年4月1日 1時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
medaemon(プロフ) - スターチスさん» 頑張って下さい!!待ってますよ! (2017年3月31日 9時) (レス) id: ca66a711e7 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - medaemonさん» そんな、全然上から目線なんかじゃないですよ。コメントしていただいただけでありがたいです。最近あまり更新出来ていませんが、頑張りますね! (2017年3月30日 22時) (レス) id: 134aa8d2bb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スターチス | 作成日時:2017年1月31日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。