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107話 ページ5

独歩side

俺達探偵社員は組合の長(フィッツジェラルド)から貰った船でパーティをしていた

が、困ったことに

姉さんがいない
独「太宰、姉さんが何処にいるか分かるか?」

太「Aちゃん?確かにいないねぇ
でも、ウイルス異能者を捕まえる時にはいたでしょう?」

独「いや…それがマフィア幹部の尾崎紅葉さんから聞いたら"お前の元に行く"、と言ってたそうなんだが」

太「え?私のもとに?来てないなぁ
私ならAちゃんの匂いで半径100m以内にいたら分かるのに」

一瞬寒気がした

独「気持ち悪いわ!犬かお前は!」

敦(犬…狗……そういえば芥川に「殺す」以外の芸を覚えさせてないな…)

太「……私の予想だと…もう…」

太宰が辛気臭い顔で何かボソッと話したが聞き取れなかった

独「何か言ったか?」

するとパッと笑顔になった
此奴の貼り付けた笑みは本当に腹が立つ

太「乱歩さんに聞いてみたらどうだい?
まあAちゃんなら大丈夫だろう!
楽しめるうちに楽しもうか!
あ、それよりもさ!新しい自 殺方なんだけど────」

そんな太宰を無視して乱歩さんの処へ行き聞きに行った

すると乱歩さんはあの馬鹿(太宰)と違って真面目な顔をした

馬鹿って酷くない?By太宰

乱「Aのことか…」

独「はい、矢張乱歩さん知っていましたか」

乱「……

知らん!どうせ性懲りも無く旅行にでも言ったんだろう!

だから心配する必要も……悲しむ必要もないからな!!」

独「い、いえ悲しんでなど!」
乱「それよりも、懲役が──」

乱歩さんの話しを聞いて、パーティーが終わり、帰宅した

ごめんね

「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

置き手紙を見た俺は悲しみの中2人の言ってたことが理解できた

姉さんは大丈夫…
悲しむ必要は無い…

そして、姉さんの異能力とこのタイミング…


そういうことか……


謝らないでくれよ姉さん…
俺はもう大丈夫だから
悲しまないから
もう姉弟じゃ……ないんだから

俺達は敵同士
次に会うのは戦場か、死後の世界だ



──────

直ぐに覚悟決めれる国木田君はさぞカッコイイだろうな、と

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いちご - 面白い (2020年5月1日 11時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
水神の狐(プロフ) - ういっディープで良いと思います!! (2020年4月10日 18時) (レス) id: 5a6fe00bf5 (このIDを非表示/違反報告)
華花朱夏(プロフ) - 赤い目のメデゥーサ@占ツク以外低浮上さん» イエイ(((((((( (2020年4月10日 16時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
赤い目のメデゥーサ@占ツク以外低浮上(プロフ) - 他に意見なかったらディープキスにしますね(( (2020年4月10日 16時) (レス) id: 56d3b44e9f (このIDを非表示/違反報告)
華花朱夏(プロフ) - Dキスで(((((((( (2020年4月10日 16時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤い目のメデゥーサ | 作成日時:2020年3月17日 14時

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