170cm組:辛い辛いこの現世 ページ33
とある山の中腹にある小屋。そこでは三人の妖がゐた。
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高「おいおい。A、本当に行っちまったぞ。」
神威「まさかここまで追い詰めちゃうなんて、思っても見なかったよ。人間ってメンタル弱いんだね。」
沖「流石にやり過ぎやしたねぃ。まさか自分から現実逃避しちまうとは。」
神威「やっぱり〜家無くしちゃうのがマズかったとかかな〜?」
高「いや、それはねえだろ。親族辺りじゃねえのか?」
沖「いや、それはそいつらが勝手にAを見捨てただけでさぁ。俺等は関係ありやせん。」
神威「じゃあ何なんだろ。」
高「決まってんだろ。全部俺らのせいじゃねえか。」
沖「そうだな。元はと言えば、Aが俺に縋りついてくるようにしむけたんだったな。」
神威「“俺達”でしょ!まあ、それぞれの特徴柄、分担してやった方がやりやすいからね。」
沖「まず俺がAに不幸を振りまいて・・・」
高「俺があいつの友人共を山で攫って皆殺しにし・・・」
神威「仕上げに俺が放火と罪の濡れ衣着せ、だったね♪」
沖「只俺等は、Aが苦しみ歪む顔を見たかっただけなんだけどなぁ。」
神威「ホントそれね!なのにすぐメンタルくたばっちゃって、つまんないなぁ。」
高「Aをこの手で躾けるっっ―目的も果たせなかったしな。」
神威「可愛くて虐めがいがありそうだったから目を付けて愛想振りまいてたのに・・・滅茶苦茶損したよ!」
沖「Aは、虐めがいはあるとみやしたけど、喰うとなるとどうにも不味そうでいけねえや。あ、そういえば獲物喰う番、次はお前だろ、神威。」
神威「ええー!!俺!?嫌だよこんな見るからにも不味そうなの!!晋助あげるよ!!」
高「は!?んで俺に回すんだよ!!」
神威「だってこないだ“もっと喰いたかった”って言ってたじゃん!!」
高「あれは、意外と美味い奴だったからだ。こんな貧相な病み人喰いたかねえよガキ。」
沖「あ、言っときやすけど、俺も嫌ですぜぃ。こんなの、雌豚じゃなくて雌鼠じゃねいですかい。狼は鼠なんぞで腹は膨れねーよ。」
高「お前狗神だろ?」
沖「狼は犬科だろーが。」
神威「どーするのさ!これ、もって三日だろ?俺、血肉は好きでも腐敗したものは嫌なんだよなぁ。」
沖「だったら、持ってきたお前が喰え。」
神威「やああーーーーーーだああああ!!!!」
高・沖「「五月蠅えっ!!!!!」」
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あかさたなさん - 銀魂の映画面白かったです笑笑ヤンデレな皆さんよりも、ぶっ飛んでて面白い銀魂の皆さんが大好きです! (2019年10月6日 16時) (レス) id: e7421af52a (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - Mysticさん» お疲れ様でした(苦笑)でも、それのおかげですごく怖くて面白かったです(*´ω`*) (2019年6月30日 20時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - 舞さん» 山「そうですね('-' ).........。めんどかったし、だるいなーと思ってましたよはい。でも、その方が怖いかなーって。演出ですかね?」 (2019年6月29日 19時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - (名前)を繰り返し打つの大変だったんだろうな~とつい思ってしまった(( (2019年6月29日 4時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
toto - あーそうだ。さっちゃんと進撃の巨人のサシャ声おなじだった(((( (2019年6月22日 17時) (レス) id: b711861770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mystic | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2018年8月9日 16時