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土方十四郎:赤くて紅い ページ27

「あ"あ"あ"〜〜〜〜〜〜疲れたああ〜〜〜〜〜。」


クソ最悪。辛うじてラストスパートは行かなかったけど、めっちゃ接吻されたああ!!!
気持ち悪いし不快だし、もうホント最悪!!!
攘夷志士なら花街じゃなくて戦場行けや戦場!!そして死ね!!!


「はぁ・・・まあ、相手した奴がたまたま幹部のお偉いだったことが唯一良かった所かな。」


酔わせてハニトラで問い詰めたらアッサリはいてくれて。良かったと言えば・・・
いいーや!!やっぱし断じて良くないよ!!うん!!


山「あ、Aちゃん!」


「山君。」


山「お疲れ様。副長がお待ちかねだよ。」


「ありがとう(#^.^#)」


とりあいず、そーゆーことなら、シャワーより先につっ君に会いに行くか。


ガラッ


「只今戻りました!」


土「お、A。お疲れ。」


「本当に疲れました!」


なだれ込むようにつっ君に飛びつく。それを何時ものイケメンスマイル顔で受け止め、頭を撫でてくれる。ああ〜幸せ。


土「ん?」


すると急に撫でていた手を止め、顔を私の体に寄せる。


土「・・・なあ、A。何処の張り込みだったんだ?」


「え!」


ヤバ、そこまで考えてなかったよ。しまった!!


「んと・・・あそこだよ、あそこ!総悟一押しの団子屋さん方面のランジェリーショップ!」


あ、もっとマズイ。ランジェリーショップって、サボってたって誤解されそうじゃん!馬鹿か私は!


土「そうか・・・」


と静かに言ったつっ君。あ、ドジっちゃった感じ?誤解しちゃってます?


「あ、あの、サボってなんかないからね!!」


そう誤解を解くように言う。でも、返事がない。お〜い、と軽く手を振ると、その手が強く捕まれ怒ったような顔でこっちを睨むつっ君。・・・・・いや、この顔は、違う。真選組副長、土方十四郎の顔だ。鬼の副長と呼ばれる、あの。軽く殺気も帯びていて。こんな顔を私に向けた事がないのでぞくっとする。


土「嘘だろ。お前はそんな所、行ってねえな?そうだな、きっと、地下深い熱くて欲 情を滴らせる所に・・・お前、吉原に行っていただろ?」


「え!・・・ぇっと・・・」


土「地下特有の少し湿気のある臭い。新品で高めの着物の匂い。お前は汗をかいている。それ程熱くないこの時期に。逃げていたわけでないことはお前をみりゃ明らかだ。そして男用の香水の匂い。これが一番の証拠だ。香水の匂いは移りにくい。よっぽどのやましい事をすれば、話は別だろうがよぉ・・・」

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設定タグ:銀魂 , ヤンデレホラー , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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あかさたなさん - 銀魂の映画面白かったです笑笑ヤンデレな皆さんよりも、ぶっ飛んでて面白い銀魂の皆さんが大好きです! (2019年10月6日 16時) (レス) id: e7421af52a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Mysticさん» お疲れ様でした(苦笑)でも、それのおかげですごく怖くて面白かったです(*´ω`*) (2019年6月30日 20時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - 舞さん» 山「そうですね('-' ).........。めんどかったし、だるいなーと思ってましたよはい。でも、その方が怖いかなーって。演出ですかね?」 (2019年6月29日 19時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - (名前)を繰り返し打つの大変だったんだろうな~とつい思ってしまった(( (2019年6月29日 4時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
toto - あーそうだ。さっちゃんと進撃の巨人のサシャ声おなじだった(((( (2019年6月22日 17時) (レス) id: b711861770 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mystic | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/  
作成日時:2018年8月9日 16時

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