高杉晋助:妖の本能 ページ4
高「へえ、そうかい。」
「そーそー、でさ、その客がこれまた酷い奴で」
高「おや、もうこんな時間か。A、そろそろ帰りな。送ってってやるから。」
あ、そういえば、もう11:00か。
高「行くぞ。」
「あ、うん!」
私も急いで外に出る。
高「最近は辻斬りも出ないから静かでいいな。」
「まあ。ていうか、今更だけど、なんでわざわざ家まで送ってくれるの?遠いのに。」
高「お前さんに何かあったら嫌だからな。手前の好きな女は手前で守るもんだろうよ。」
「そっか・・・」
何か嬉しいな///
その後はそこそこ会話をし、あっという間に家に到着。
高「ほら、着いたぞ。」
「ありがとう晋助(#^.^#)」
高「ああ、じゃあな。」
「(^_^)/〜」
晋助も言ったことだし、私も寝よっと。
桂「そこの女子、少しいいか?」
!?
「誰っ!」
桂「案ずるな。怪しいものではない。」
周りを見渡すが、誰もいない。一体、何処から・・・
桂「お前には俺の姿は見えん。このまま話させてもらうぞ。先程の奴は誰だ?どういう関係なのだ?」
「え?えーっと、私の彼氏、的な感じですけど・・・」
桂「ふむ・・・そうか。ならば、単刀直入に言おう。奴とは関わらない方が良い。」
「はい!?何言ってるんですか?関わるなって、どうして!」
桂「最後までちゃんと聞け。あいつの正体は猫又だ。」
ねこ、また?って、あの妖の猫又?
「貴方さっきからずっと何を言ってるんですか?晋助が猫又?そんな証拠もないし、第一、人間じゃないですか!」
桂「見た目はそうだ。だが、彼奴はれっきとした猫又だ。妖は人間の姿に化ける事もできるのだ。聞いた事くらいあろう。」
ああ・・・そういえば、何処ぞで見た絵物語に。
「嘘・・・」
あの、怖い妖が、晋助・・・?
桂「事実だ。信じられんだろうがな。まあ兎に角、この札を家の扉全てに貼れ。」
上から何か奇妙な文字が書かれた札がひらりと落ちてきた。これは、陰陽師?浄土宗?分かんないけど何かのまじないの奴だ。
桂「そうすれば、奴はお前の所には来れまい。7日だ。7日間夜には外に絶対出るな。奴はあらゆる手を使ってでもお前を外に出そうとするだろう。だが、7日間、夜が明ける時間帯まで、何があろうと外に出てはならない。出たら最後、喰われてしまうぞ。」
すると突風が吹き、それきり何も聞こえなかった。そして黒い羽根が一枚落ちた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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あかさたなさん - 銀魂の映画面白かったです笑笑ヤンデレな皆さんよりも、ぶっ飛んでて面白い銀魂の皆さんが大好きです! (2019年10月6日 16時) (レス) id: e7421af52a (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - Mysticさん» お疲れ様でした(苦笑)でも、それのおかげですごく怖くて面白かったです(*´ω`*) (2019年6月30日 20時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - 舞さん» 山「そうですね('-' ).........。めんどかったし、だるいなーと思ってましたよはい。でも、その方が怖いかなーって。演出ですかね?」 (2019年6月29日 19時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - (名前)を繰り返し打つの大変だったんだろうな~とつい思ってしまった(( (2019年6月29日 4時) (レス) id: fb895e0a40 (このIDを非表示/違反報告)
toto - あーそうだ。さっちゃんと進撃の巨人のサシャ声おなじだった(((( (2019年6月22日 17時) (レス) id: b711861770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mystic | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2018年8月9日 16時