【銀魂】ゾッとするようなヤンデレ短編集

土方十四郎：赤くて紅い ページ25

「あれっ？つっ君まだやってたんですか？」


土「ああ、Aか。こないだの事件について少々書類の整理に手間取っててな。それとその呼び方はいい加減止めろ。」


時刻はp.m.12：30
秋になった今、少しばかり肌寒くなった頃だが、真選組副長である俺はそう易々と休んではいられない。此奴は俺の彼女なんだが、人の名前を省略して呼ぶか適当なあだ名をつけてくる。


「いいじゃないですか〜。それより私手伝います！」


何言ってんだ此奴は。幾らなんでも自分の彼女に仕事を手伝わせる彼氏はいない。んな事やらせれるわけねえだろ。


土「いや、やらなくていい。それより、お前ザキと張り込みあるだろ明日。もう寝ろ。」


Aは真選組きっての捜査役だ。ザキ同様主な仕事は張り込み。とはいえ、二人で張り込みはあまりしない。人数が多いとかえって目立つからだ。まあ、その方が俺も彼氏として嬉しい事なんだがな。


「いいですってば！それに私午後だから。ザッ君は午前の張り込みって決めてるので！」


土「けどなぁ・・・」


「私としては副長で彼氏のつっ君にはもっと休んでほしいんですよ。第一貴方が倒れちゃったら皆に示しがつかないじゃないですか。」


まあ、Aの言っていることはもっともだが・・・言われて嬉しくないわけでもないが・・・


「じゃあ、言い方変えますね。私がやりたいんです！彼女がやりたい事をやらせてあげるのが彼氏でしょ？」


ぐっ・・・此処で彼氏を使うなよ。


土「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・分かった。」


「よっし！じゃあ、私これからやってくので、つっ君はそのままそれやって下さい。」


土「すまねえ。」


「いいえ！」


にぱっと笑う彼女はまさに向日葵だ。可愛いし、見ててこっちも暖かくなってくる。
この笑顔を閉じ込めておきてぇ・・・・









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って俺は中二病か！！？？

土方十四郎：赤くて紅い→←ドＳ検定組：Erasure

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