拾弐:坂田金時 偽りの世界 ページ34
『わっ、〜さん何するんですか!』
〜『いいだろ別に、減るもんじゃないし抱き着いても〜。〜さん寂しかったんですぅ。』
これは?私の記憶?私と、もう一人、誰?顔が見えない。
〜『なあA。』
『ん?どうしたんですか?』
〜『俺の事、好き?』
『ええ、勿論!なんでそんなこと言うんですか急に。』
〜『いや、俺が元攘夷志士でも、嫌わないでいて、ほしい、な〜って・・・』
『( *´艸`)嫌うわけないでしょう?〜さんは〜さんなんですから。』
〜『そっか。すまねえな。』
突然景色が歪んで今度は・・・金さん?でも、さっきより色がおかしい。霞んで、歪んで、まるで金メッキが貼られた絵みたいだ。
すると、次に完全に景色が変わって、目の前に銀さんが現れた。
銀『A、お前が好きだ。戻って来い。』
・
・
視界が開け、目を開けると見慣れた風景が広がった。そっか。万事屋に戻って来たんだな。
銀「おい、大丈夫か?」
「あ、銀さん。」
銀「いきなり頭痛いとか言って倒れたからびっくりしたぜ。気分でも悪かったのか?」
「いえ、別に・・・」
さっきの夢・・・そうだ!私思い出したんだ!私は金さんの彼女じゃなくて、銀さんの彼女だったんだ!!この物語の主人公は坂田銀時!!!
無意識に銀さんに抱き着いてた。
銀「おわっ!ちょ、Aちゃん?どうしたの。」
「ごめんなさい・・・」
銀「え?」
「今まで忘れててごめんなさい。」
銀「・・・思い出したのか?」
「うん・・・ごめっ、ごめんなさい!ずっと、自分の彼氏の事、忘れちゃってて・・・」
銀「はー・・・良かった。思い出してくれたんだな。」
するとぎゅーっと抱きしめられた。
「え!」
銀「銀さん寂しかったんだからなーー!!誰も俺の事覚えてないし、彼女にも忘れられてたなんて銀さん悲しい!!」
「ごめん、本当に(´;ω;`)」
あれ?じゃあ、あの金さんは・・・えーーっと・・・確か、源外さんに作ってもらったからくり・・・プラモデル、だったっけ?あれ、記憶操作できるんだ。何か凄いけど、逆に怖いわ。
銀「他の奴らは記憶を操られたままなんだ。全員、俺の事を思い出させてやらあ!!」
「うん!!」
金「そうはいかせねえよ。」
銀「っ危ねえ!」
「え!うわっ」
いきなり押されて尻餅をついた。瞬間視界が赤くなった。
「・・・ぇ・・・銀、さ」
そこには腹から血を流す銀さんがいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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リン - この作品…まじで神回すぎる!いつ見ても尊いです! (2021年11月23日 9時) (レス) @page28 id: acbfc488df (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - 小太郎さんなら殺されていい (2021年5月10日 21時) (レス) id: b87c27bf3b (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - くうはくさん» 銀「ん、あんがとね、つーか、読んでくれて良かったぜ。」 (2019年8月29日 0時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく - 主コメ好きですw (2019年8月28日 3時) (レス) id: 3ea891ac7c (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - Y.O18さん» 金「ははは、そうかい。(;A;)」 (2019年4月1日 22時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mystic | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2018年6月13日 0時