【銀魂】背筋が凍る様なヤンデレ話集

八：桂小太郎 ページ20

土「さっさとし・・・ろ・・・」


ドサ


え？何が起きた？分からない。分からない。何で倒れるの？何で血塗れなの？何であの光景を又私は見てるの？


｛嫌だ！助けてくれ！｝


｛死にたくないよ！｝


｛なあ、あんた、助けてくれよ、なあっ、なあっ！！｝


桂「全く、駄目じゃないかA。何で出ようとしたんだ？」


「あ、嘘・・・こた、ろっ」


桂「残念だな。又、お前のせいで人が死んだな。」


ゆっくりと魂が浮き上がる。


「いっ、やだ・・・やめて・・・」


桂「自我は奪ってしまったつもりだったが、あれは演技か。失敗だったな。とはいえ、流石にこの光景には少々トラウマになったかな？」


くっ、このままじゃ・・・でもこれはチャンス。今ならまだ、間に合う！きっと！！


ダッ


桂「そうだったな。お前はいざとなると反抗する癖があったよなあっ！」


ドス


「ぐっ、ガ八ァッ！！」


桂「俺には敵わないって分かってただろう？何で反抗しようとする？また罪なき人々が消されてもいいと？」


それは嫌だ。


桂「またマインドコントロールでも、と言いたいが、流石になぁ。今度は、“洗脳”でやるか。」


「っあ"あ"っ！！ぐぅ・・・・」


桂「今度こそ完全に支配してやるよ。体も心も全て！演技で済ませるのではなく本心でな！！」






・





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・





・





桂「A？」


「何？」


桂「愛してるぞ。」


「私もだよ。ふふ。」


桂「ふっ。」


ちゅ



・



女子の体中に生々しい傷跡が残っている。切り傷刺し傷、打撲、痣、中には骨折している部分もある。赤黒い傷は何があったのかを物語っている。

自由を願う権利は誰にでもある。誰でも知っている。それを忘れさせる洗脳。
何と恐ろしい事か。

彼女は二度と彼から離れられない。これは本当の愛ではない。偽りの愛。



それで本当に、幸せか？

番外編：キャストフリートーク前半→←八：桂小太郎

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