131.餌はどこかな？ ページ34
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『…この部屋です。』
バーボン「…ああ。」
車を地下駐車場に停め、セーフハウスに入ると降谷の飼い犬であるハロが出迎えてくれる。
『あ！ハロちゃん。久しぶり！』
そう言ってハロと戯れるAの背後でバーボンの変装を解いた赤井。
『…ち、ちょっと！変装解くの早すぎません！？』
秀一「…追手は全て巻いて来た。問題ない。
盗聴器や発信器も君がひとつ残らず壊したしな。」
『…そ、それは…。
っていうか、びっくりするくらい上手くいきましたね。
まさか、秀一さんにバーボンの変装を施すとは思ってなかったです。』
秀一「…ああ。降谷くんも何度か俺に変装していたことがあるし、彼を説得するのは簡単だったよ。
先手を打って有希子さんを日本に呼んでおいて正解だったな。」
『さすがです！
秀一さんと離れたくないって言う私の希望もちゃんと通ってたし。』
秀一「惚れ直してくれたか？」
『…毎日惚れ直してますよ。』
視線が絡んだところで、ベルモットと別れてから装着したインカムが反応した。
零「…ザザ…おい！人の家でイチャつくな。
…僕が帰るまで大人しくしていろ。」
『あ！降谷さん！
ハロちゃんのお散歩行ってもいいですか？』
零「…無用心すぎるだろ！？馬鹿なのか！？
大人しくしていろと言ったよな！？」
秀一「降谷くん。犬の餌はどこかな？」
零「…赤井！！いいか？Aに手を出すな。
……餌は左の下段の戸棚の中だよ。」
秀一「感謝する。
それと、俺がいつ自分の妻に手を出すかは、君の領分じゃない。そこから先はこちらのエリアだ。」
零「…そこは僕の家だ。
いいか。僕が帰るまで絶対に大人しく待っているんだ。」
『はーい。キッチン借りてもいいですか？』
零「…やめろ！君は絶対にキッチンを使うな！」
秀一「…じゃあな。降谷くん。
組織の招集の時間だろう？
肉じゃがを作って待ってるとしよう。」
零「…赤井が、肉じゃが、だと……！？」
降谷の向こうでベルモットがバーボン早くと言う声が聞こえ、通信が切れた。
秀一「…邪魔者はいなくなったな。
…これでゆっくり君と過ごせるよ。」
そう言ってハロを抱くAにそっとキスをする。
『…秀一さん。ありがとう。』
秀一「…いや、俺の方こそ、
…君を巻き込んでしまってすまない…。
こうなったからには何が何でも君を守る。
…もう恋人を失うのは御免なんでな。」
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Alice(プロフ) - 青い蝶さん» ありがとうございます！優しくて幸せです(^^)笑 (2020年8月27日 21時) (
レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
青い蝶(プロフ) - Aliceさん» 大丈夫です！伝わってます (2020年8月27日 19時) (レス) id: 5063cf0137 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 青い蝶さん» コメントありがとうございます！そう思って頂けて嬉しいです(^^)！最大の敵が文字数ですので、書きたいことが書ききれず上手く伝わっていないことがあるかもしれませんが、読んで頂けて嬉しいです！ (2020年8月27日 18時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
青い蝶(プロフ) - Aliceさん» いつも沢山考えてくれているんですね (2020年8月27日 17時) (レス) id: 5063cf0137 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 零さん» いえいえ！ご指摘ありがたいですm(__)m文字数ギリギリまで書いてしまうので言葉足らずな部分が多くてすみません（ ; ; ）コメントとても励みになります！頑張ります♪ (2020年8月27日 8時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2020年8月10日 17時
