32.ライバル? ページ33
コナンside
元「それに、やっと2人きりになれたとか言ってたしよぉ!(←言ってません。)
それって安室兄ちゃんがA姉ちゃんのこと好きってことだよな!」
安「う、うん?…ま、まぁ別に嫌いじゃないけど…。僕とAさんは別にそんなんじゃ…」
少年探偵団たちの勢いにたじたじになっている安室さんを見てAさんは面白がっているように見える。
歩「でもでも!すっごい強力なライバルがいるよ!」
その一声でAさんの顔色がさっと変わる。
『あ、歩美ちゃん!』
光「そうです!何しろAさんは、Aさんを狙う男性と、同棲しているんですから!!」
『あ、あれは!同棲じゃなくて、ただの同居…
ハッ』
安「…ほぉー。同棲、ですか?それは興味深い。ちょうど先程聞こうと思っていたんですよ。Aさんが一緒に住んでいる男性が、どんな男なのかをね。」
歩「もしかしたら、安室さんでも勝ち目ないかも…。昴さんもね、とーっても強くてカッコいいの!」
安「…昴さんと言うんですか?それは是非、お会いしてみたいですね。」
あくまでにこにこと安室透の顔で探りを入れようとするバーボン。
頼みの綱のAさんはズーンという効果音が似合いそうな雰囲気を身にまとって頭を抱えていた。
(…しゃーねぇなぁ。)
コ「A姉ちゃん。今日、夕方博士と約束してるよね?」
元「なんの約束だ?菓子パーティーでもすんのか?」
Aさんはパッときらきらした表情を俺に向けた。
救世主!と脳内に直接聞こえてきた気がしたけど、…気のせいだよな…。
『(救世主!)そう!実はそうなの!今何時!?16時半!?そろそろ行かなくちゃ!間に合わなくて好きなお菓子なくなっちゃったら大変!じゃあ、安室さん!また今度!」
と言い立ち上がるAさんの手首を掴む安室さん。
安「そんなに急いでいるのなら、僕が博士の家まで送って行きますよ。運転、得意ですから。」
こんな大人数乗れないから、
と必死に断るAさんだったが、
「そうですか?子供4人くらいだったら、後部座席に充分乗れると思いますけど。お急ぎなら尚更、僕の車に乗った方が早いですよ。」
と、いとも簡単に言いくるめられ博士の家まで送ってもらうことになってしまった。
降り際に
安「…へぇ。ここが博士の家ですか。
…じゃあAさん。また。」
と一言言って、安室透は去っていった。
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Iris(プロフ) - 理人さん» そう言っていただけて嬉しいです!まさに私が目指す赤井さんです!ありがとうございます! (2020年7月30日 0時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
理人 - 赤井さんかっこいい超えてえろいんだけど!?続き気になりすぎて寝れん〜!! (2020年7月26日 1時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 沖矢さんも赤井さんも好きなので応援しています!更新頑張ってください! (2020年6月21日 17時) (レス) id: 696e21e34c (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2020年6月21日 17時) (レス) id: b4da24f398 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 沖矢昴の設定の部分で夢主の名前が「名前」になってますよ (2020年6月17日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス | 作成日時:2020年6月17日 8時