31.日常2(コナンside) ページ32
沖矢&A熟年カップル疑惑の数日後、俺は博士と灰原を除いた少年探偵団ととあるカフェに来ていた。
腹が減ったと言う元太は大盛りカレーライス、俺と光彦、歩美はそれぞれソフトドリンクを注文してわいわい喋っていると…
?「Aさん。注文していた紅茶、届きましたよ。」
少し離れた席からよく知る声が聞こえた。
安「砂糖、いくつ入れます?」
『…3つお願いします。』
安「…3つですね。どうぞ。(訳;入れすぎだよ。太るぞ。)」
『…ありがとうございます。』
…途中変な副音声が聞こえた気もするが、気づかないフリをする。
(Aさんと、…バーボン!
何を話しているんだ!)
Aさんは何やら熱心に分厚い書類をめくっていて、バーボンこと安室透は頬杖をつきながらニコニコともとれる表情でそれを見守っている。
何の書類かまではこちらからは確認できない。
安「…Aさん。
熱心なのはいいことですが、書類ばかり見ていないでこちらを向いて、僕と話をしましょうよ。
お話したいことがたくさんあるんですから。
こうして2人きりで会う機会も、なかなかないですし。
(訳;少しはこっちを見て話を聞け!怪しまれず時間を取るの手間なんだぞ!)」
『…(言葉こそ丁寧だけど、なんか怒ってない?ってか誰だよ。私の知ってる降谷さんじゃない。)
あぁ、すみません。お話ってなんでしたっけ?』
にこにこと顔を上げたAさんを見て、
(こっちは付き合いたてのカップルみてぇだな。
…妙な副音声さえ除けば。)
と思う。
安「…だから、あか「あー!安室さんとAさんだー!」」
(…おいおい!あいつら!)
Aさんたちの会話を聞くのに必死でこっちの動きは把握出来てなかった。
安「…やぁ、君たちか。学校はもう終わったのかい?」
元「おう!今日は早く終わって腹減ったからちょうどいいと思ってよぉ!」
光「そしたらお2人から何やら不穏な会話が聞こえてきまして…。」
『不穏な会話?』
歩「そうそう!紙ばっかり見てないでこっちを見ろーとか。たくさんお話したいーとか!」
元「だから突撃してみよーってなったんだよな!」
安「…そ、それのどこが不穏なのかな?」
光「ズバリ!安室さんはAさんのことが好きなんですね!」
安「え?」
光「隠さなくても大丈夫です!僕たちの目はごまかせませんから!」
(…オイオイ、オメーら、何も大丈夫じゃねえよ…)
続きます→
525人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Iris(プロフ) - 理人さん» そう言っていただけて嬉しいです!まさに私が目指す赤井さんです!ありがとうございます! (2020年7月30日 0時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
理人 - 赤井さんかっこいい超えてえろいんだけど!?続き気になりすぎて寝れん〜!! (2020年7月26日 1時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 沖矢さんも赤井さんも好きなので応援しています!更新頑張ってください! (2020年6月21日 17時) (レス) id: 696e21e34c (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2020年6月21日 17時) (レス) id: b4da24f398 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 沖矢昴の設定の部分で夢主の名前が「名前」になってますよ (2020年6月17日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アリス | 作成日時:2020年6月17日 8時