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「……A、そろそろ許したらどうだ？」
スバルにハグ禁止命令を出してから1日が経過した頃。
B組に用があった北斗が、帰り際私に言ってきた。
「最近の明星、元気がないぞ」
「……自業自得だし」
「Aを見て、泣きそうな顔してるぞ」
泣きそうなのはこっちだよ。
確かに、スバルに悪いことをしたとは思ってはいるけど。
「……はぁ。ハグ禁止命令を解除しろ」
「わかったよ……」
「ほら行くぞ」と、北斗に促されてB組をあとにする。
まったく、どうしたらいいんだか。
☆
「……ほら、行ってこい」
北斗に背中を押され、A組へと一歩を踏み出す。
「ッ……スバル!!」
「A……？」
「ハグ禁止命令解除！来るならおいで!!」
目を瞑って、バッと両手を広げる。
「あ、あ、あ……」
何かの末期症状かよ。
「Aー!!」
「グフゥ……!!」
内臓という内臓が悲鳴をあげているようだ。
骨の1、2本折れたかもしれない。
「A大好き!!もう一生離さない!!」
「明星、Aが死にかけてるぞ」
「Aちゃんー!?」
「白目向いてるけど、A大丈夫!?」
「だいじょば、ない……」
やっぱり、スバルはこうでなくっちゃ。
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和花(プロフ) - わたみずさん» ありがとうございます！更新頑張りますね!! (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 1e9cdb3643 (このIDを非表示/違反報告)
わたみず(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！♪(*‘ω‘ ≡ ‘ω‘*)♪ (2018年8月30日 18時) (レス) id: f57990a05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和花 | 作成日時：2018年8月19日 18時
