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日誌 ページ3

「失礼します」

先「どうしたの?」

「手がかぶれてしまって」

先「見せて」


急いで処置を施してくれる先生


先「何触ったの?」

「チョークの粉です」

先「日直か…これからは他の子に頼むか、相手の子に頼んでね。触っちゃだめよ」

「はい」


先生は薬を塗って包帯までしてくれる


「ありがとうございます」

先「貴女…何でそんな格好してるの?」

「兄の真似です。中学時代似てないと言われ続けたので。何を言われようと変えるつもりはありません。」

先「そーゆーこと。何も言わないわ、いつでも来てね」

「失礼しました」


保健の先生はイイ人だな。いつでも…これから毎日行くかw



教室に入るとあの人達に睨まれる


モブ「赤葦くんに何か言うことないわけ?」


あ、そうだった。


「次も…今日1日黒板よろしく」

モブ「そんなこと言わせたいんじゃない!!」

モブ「押し付けんな!」

モブ「んじゃ春日ちゃん、俺と遊ぼ?w」

モブ「やだー、冗談キツイってw」


この人達に頼めばいいのか。


「黒板よろしく」

モブ「え」

モブ「ギャハハハハwマジかww」

モブ「赤葦と出来んじゃん良かったなw」

モブ「…うん」



放課後になり皆が教室を出ていく


モブ「赤葦くんに何かしたら許さないから」

「ありがとな」

モブ「は?」

モブ「春日ちゃん意外と面白いよねw」


今日の黒板のお礼なんだけど…


モブ「こんな奴の相手してるとか馬鹿馬鹿し。帰ろー、赤葦くん、またね!」

赤「また明日」


静かになったところで日誌を書く


赤「その手どうしたの?」

「かぶれた」

赤「朝してなかったよね?」

「黒板」

赤「…何で言ってくれないの」


声のトーンが変わったため顔を上げると…少し怒ったような顔をしている。


「文句言われっから…まあ意味無かったけど」

赤「あの人たちには俺から言っとく。だから今後は何でも言って。」

「出来たらな」


授業内容と感想を書き終え、名前を書く


「名前何?」

赤「え…赤葦だけど」

「下」

赤「あ、ああ…京治(日誌のやつか)」

「ふーん」


赤葦の名前を書き終え、荷物を持つ


赤「俺が提出してくるよ」

「黒板ありがとな、黒板消せなかった代わりに出してくる。」

赤「わかった」


教室を出ようとすると


赤「春日さん、また明日」

「ま、また明日」


久しいやりとりで思わず顔が緩んだ

昼休み→←日直



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設定タグ:ハイキュー!! , 赤葦京治   
作品ジャンル:恋愛
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夢野(プロフ) - アオさん» ありがとうございます。夢主ちゃんはこれからもっと可愛くなっていくはず…ですw (2018年4月24日 6時) (レス) id: 7f06a1c329 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - はじめまして。この作品めっちゃ面白いです。夢主ちゃん可愛い!「一年生の松川ちゃん」も少しずつ読んでます。更新頑張ってください。 (2018年4月24日 0時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢野 | 作成日時:2018年4月15日 19時

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