教えてください赤葦くん【赤葦京治】

勝負服 ページ17

で、デート行きたいとこねぇ…

昨日赤葦に言われたため、考えてみるが中々思い浮かばない


赤「おはよう、決まった？」

「おはよ。いや、デートしたことねーから思い付かないっつーか…」

赤「あー…定番だと遊園地とか水族館とかその辺だと思うけど……」


水族館！？


「水族館がいい！」

赤「え(食い付きいいな)」

「だ、ダメか？」

赤「ううん、行こう」


やったぜ！


「赤葦…部活大丈夫なのか？」

赤「明後日は空いてるけど…急かな？」


明後日か…暇だわw


「いや、暇だから行こうぜ」

赤「いつも週末何してんの…w」

「ダラダラしてるw」




「で、明後日の日曜に水族館に行くことになりまして…服どうしよう！！」


トモちゃんの店に行き、今朝の出来事を話す


ト「そうねぇ、明日一緒に買いに行く？」

「え、いいのか！？」

ト「ええ。車出すから迎えに行くわ」


トモちゃんイケメン。



翌日、トモちゃんと買い物へ


ト「えっと…私のセンスでいいのかしら？」

「おう、まかせる！」

ト「彼のイメージ聞かせて」


赤葦のイメージ…


「大人で…優しくて…頭がよくて……紳士？」

ト「え…写真ある？」


は、写真？んなもん…あ、木葉さんたちとのやつがあるな。


「他の人も映ってっけど…」


スマホの画面をトモちゃんにみせる


ト「ミミズクヘッド？」

「それは先輩…赤葦はこれ」


ズームにしてトモちゃんに教える


ト「…いかにも真面目って感じなんだけど」

「真面目だぞ？」

ト「アンタを選ぶって…こーゆータイプはよくわかんないわ。」

「ええ？」

ト「んー、まあ可愛すぎず大人過ぎずってとこね」


そう言うといくつか候補を持ってきて試着させられる


「…やっぱ変だよ……」

ト「何？開けるわよ？？」

「うん」


カーテンを開けると目を見開くトモちゃん


「やっぱり…私にワンピースは似合わ」

ト「何言ってんの」


似合わないと言おうとしたところで遮られる


ト「想像以上だわ…(これならイチコロね)」

「あの、トモちゃん？」

ト「それとこれを組み合わせて…よし、勝負服の出来上がり！」


トモちゃんのおかけで早く選ぶことが出来た。

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