第８６話〜回想〜 ページ42
＜智サイド＞
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それは一瞬の出来事だったんだ。
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たった短時間で
俺ら家族の人生が
・
すべて・・・狂わされた。
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・
ピリリリリ・・・
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・
ピリリリリ・・・・・・
・
智「ん〜・・・・」
・
聞こえてきた電話の音に
目が覚めた。
・
・
智「んも〜・・・誰ぇ？」
・
もぞもぞと布団から抜け出し
けたたましく鳴り響く受話器をゆっくりとった。
・
智「もしもしぃ・・・大野ですけど・・・」
・
そう言うと
向こう側から
衝撃の言葉が。
・
・
『もしもし！？大野智くんだね？お父さんと弟くんが・・・！！』
・
・
あまりに切羽つまった声に
俺は眉をひそめた。
・
・
『・・・・放火事件に巻き込まれて・・・お父さんがまだ見つかってない。
・
弟さんも・・！！』
・
・
智「・・・・・なに、それ・・・」
・
まだ６歳だった俺には
状況をくわしく理解することなんて
できなかった。
・
だけど、分かることは・・・
お父さんと翔の命が危ないってこと。
・
俺は受話器を落とした。
・
・
どうしよう・・・
お父さんが行方不明？
翔も・・・見つかってない・・・？
・
一気に力が抜けていくのを感じた。
・
『研究所なんだけど・・・今、部下が迎えに行くから、家の外で待ってて
くれるかな？』
・
相手の言葉に
智「わ・・・分かりました・・・」
かすれた声を出して
・
受話器を放り投げ
服を適当に着替えて
・
家を飛び出した。
・
家の外に出ると・・・
・
しばらくして
一台の車が走ってきた。
・
運転している人が顔をだし
言った。
・
「こんにちは。俺は刑事の、西崎と言います・・・大野智くんだよね？車に
乗ってくれるかな？」
・
結構、まだ若い刑事さんだった。
・
俺は言われた通り
車に乗った。
・
西「大野智くん。お父さんと弟さんがまだ見つかってないんだよ・・・」
・
そんなの、さっき聞いたよ。
・
周りの音が
すべて流れていく。
・
ほとんど放心状態だった。
・
西崎さんも部下の人と顔を見合わせ
悔やむような表情をしていた。
・
我に返ったのは
現場に到着してからだった。
・
車を降りて、呆然と目の前の光景を目にする。
火にくるまれた研究所。
何度か来た、お父さんの研究所、別館。
・
悲惨な有様だった。
・
智「・・・・お父さんっ！！・・・翔っ・・・」
・
俺は叫びながら
人だかりに近づいて行った。
ラッキー嵐コンビ
雅紀×潤
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ほーあ(プロフ) - あっ！！！ごめんっ！！ほーあだけど元、穂翔だよ！！！名前変えたのを忘れてた…… (2012年9月18日 23時) (
レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
翔しゃん(プロフ) - 尚翔☆さん» 嬉しいーっ！ぁたし、アンケートは結果しか見てなかったんで…新作待ってますよぉ(^^)超能力って書くの難しいですね(；´Д`A (2012年9月18日 22時) (レス) id: f96951578f (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆ - 翔しゃんさん» ありがとです♪そうですね・・・私、S氏担なんで・・・ｗｗ今回は、一応・・・コンビとしてはバンビメイン？かなぁ・・・この前、アンケートとったやつです★超能力♪頑張りますよ〜 (2012年9月18日 21時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ほーあ(プロフ) - 二人の過去がぁ〜……うわぁーん！！！！！((うるさい。翔くん生きててよかったねーー！！！さと兄ちゃん！！ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 689bbdf980 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - やっぱ小学生って想像力とかないんだよね・・・ (2012年9月18日 17時) (レス) id: 39f86df9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2012年8月25日 17時
