【黒子のバスケ】恋愛対象外*3【赤司征十郎】

恋愛対象外*145 ページ49

「えっ…？」

音の方を見れば紫原様が私に向かってスマホを向けていた。


紫原「この写真赤ちんに送ったら赤ちん怒るだろうね〜」
「え？それ」
紫原「赤ちん嫉妬深いからね〜」


と健介先輩が角度的に私とキスをして見える写真を見せてきた。

それを征十郎様が見てしまうとと考えるとゾッとする。


健介先輩が危ない。



「お願いします、それだけは」
紫原「ん〜…あ！Aちんあのお菓子作ってよ。そしたら送らない〜」
「分かりました。約束ですよ」
紫原「うん、いいよ〜」


と言われ内ポケットから手帳を出してメモを書く。

ここは紫原様を信じよう。



荒木「お前…えっとA…だったか？」
「はい、永田Aです」
荒木「まず帝光出身で間違いないか？」
「途中からこっちに来て、健介先輩の家に住まわせてもらってますが」
岡村「なんでお前なんじゃぁーー！！福井ぃーー！！」
福井「知らねーよ！！親が勝手に決めてんだよ！！」



また後ろで喧嘩が始まる。


「旦那様が福井様方と交渉してくださり、健介先輩との婚約が決まったのでこちらに来た次第でございます。
旦那様の命令には逆らえませんし、私を生かしてくださる恩人なので余計に逆らうわけにはいきません」
荒木「それでか…」
「はい。旦那様は赤司様ですが、主は征十郎様です。主には止められたのですが、旦那様優先に従う規則ですし、主に恋心を抱いた私への罰として来たんです…健介先輩には悪いと思ってますが………」


チラッと健介先輩を見る。



福井「寧ろ悪いと思ってるのは俺なんだけどな。俺がいたからお前らが離れたようなもんだろ？」


と言われる。

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