【黒子のバスケ】恋愛対象外*3【赤司征十郎】

恋愛対象外*138 ページ42

目が覚めて時計を確認する。
まだ４時で朝御飯を作ろうと部屋を出る。

そういえば健介さんが好きなものとか聞いてないや。

でも昨日作ってたものなら食べれるのだろう。



昨日の使った野菜の残りを出して刻んで炒めたり、茹でたりした。
あとお湯を沸かして、ココアを淹れる。


ある程度出来た時に健介さんが起きてきた。



福井「はよ……わりぃな、朝食作ってもらって」
「いえ…勝手に使ってしまってすみません…食べれないものがあれば食べなくても平気です」



とテーブルに置きながら言う。


福井「さすが………美味そう……」
「ありがとうございます」


健介さんが椅子に座るのを見て、ココアを出す。


「朝は糖分がいいですから」
福井「おお、悪いな」
「いえ、よくやっていたので」
福井「ふーん。いただきます」



と食べるので私も食べる。

「いただきます」
福井「Aはうちの高校来て、バスケ部入んのか？入んならマネ枠取るけど」
「そう、ですね……時々見に行ってもいいですか？」
福井「多分別に平気だと思うけど…」
「ありがとうございます」



と食べながら話す。


福井「まぁあと少しで受験が始まるから、平気だと思うけど勉強しとけよ」
「はい」
福井「あと断りなしに好きなことやってればいいから。ごちそうさまでした」
「はい。ごちそうさまでした」



健介さんは自分の食べた食器を運んで、そのまま部屋に入った。

私が食器を洗っていると、健介さんの部屋のドアが開いた。

健介さんは制服に着替え終わっていて、



福井「んじゃ行ってきます」
「行ってらっしゃい」



健介さんは家を出た。

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