恋愛対象外*111 ページ15
‐赤司side‐
赤司「俺、どうでもいいならAにあんなことしないから」
突然言い出す俺に首を傾げるA。
赤司「きっと食事も与えないだろうし、昨日のように誘ったりもしないだろう。それこそ手なんて繋ごうとも思わない。
現に桃井と手を繋ごうなんて思わないし思った事もない」
あえて桃井にしたのはAと近いのが桃井だから。
「私、黒子様が微笑んだ時『綺麗だな』程度にしか思いませんでした。
黄瀬様に抱きつかれた時も」
赤司「待て。それはいつの話だ」
「今日の征十郎様が教室に」
赤司「よし明日殺ろう」←
と言うとAは必死に止めようとした。
「だ、駄目ですよ。黄瀬様は征十郎様の大切なお友達ですよ？」
赤司「……分かった。殺りはしない」
俺はどこまでAに甘いのだろうか。
Aが涙目だと俺が悪いような気がしてならない。
「立ってるの大変ですよね…どうぞ」
と俺を椅子に座らせた。
Aは床に座る。
赤司「Aが床に座るなら俺も床に座る」
「や、止めてください…征十郎様が床に座るなんて駄目です」
赤司「別に地面に座る訳じゃないからいいだろ」
ふと目についた本棚を見る。
赤司「ちょっと見ていいか？」
「あ、はい…征十郎様からしたらつまらないかもしれませんが……」
本棚の２割ほど参考書など勉強の…それもかなりレベルが高いテキストなどだった。
その中の一冊手にとって捲る。
その一冊はぎっしり文字だらけで全て解かれてあった。
この本棚は縦に８段ある。
その中の２段はテキストや参考書。
１段はノート。
残りの５段は小説などがあった。
赤司「これ…」
「征十郎様に買っていただいた本です…鞄に入っているのも征十郎様に買っていただいた本で黒子様のおすすめの本です」
黒子のおすすめだったのか…
図書室の光景を思い出した。
あの時黒子の頬が赤かったのは、気のせいか？
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木戸 藍楽(プロフ) - Alice@さん» ありがとうございます！！ あ、え……２年生……です、か？ (2015年7月4日 0時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 黒白さん» ファンブックに２年って書いてあったので………２年生で突き通します！← (2015年7月4日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
Alice@(プロフ) - 更新がんばって下さいね(*･ω･)あと、氷室くんは2年で合ってると思いますよ (2015年7月3日 21時) (レス) id: 1a2966e43e (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - あれ？氷室って一年ですよ？わざとならすいません (2015年7月3日 20時) (レス) id: 943e211897 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 雪城ミヤさん» えぇ！？素晴らしい！？全然ですよ！ ありがとうございます！頑張ります！！ (2015年7月2日 19時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年6月29日 23時
