ヤンデレな彼氏を愛してしまった少女の××【名前変換オリジナル】

ダイスキ_13* ページ15

貴女side


奏斗くんに初めてキスをされて苦しかったけど、本当はとっても嬉しくて幸せだった。



でもやっぱり恥ずかしいし、夏でまだ明るいけどもう時刻は6時半になる。そろそろ家に帰らないといけない。



貴｢じゃ、じゃあ今日はもう帰るよ！遅くなっちゃうし！｣



すると今までにっこり笑っていた奏斗くんの顔から笑顔が消えた。



彼｢何言ってるの？僕は夕方までとは言ってないはずだけど？｣



貴｢……え？どういうこと？｣



彼の言っていることの意味がよく分からない。



貴｢だってもう6時半だし…そろそろ帰らなくちゃ親も心配するよ｣



そう告げた私に彼は思いがけない言葉を発した。



彼｢その心配なら大丈夫。Aは今日の金曜日から日曜日まで友達の家に泊まることになってるから｣



貴｢え……？な、なんで？話の意味が分かんないんだけど……｣



彼｢僕がAの友達に頼んでみたんだ。そしたら、｢そういう事なら任せておいて！奏斗くんやるねぇ！｣って。｣



貴｢そんなっ！｣



ま、待ってよ！私そんなこと知らない。



彼｢そういう事になってるから、Aは今日から月曜日の朝まで僕の家で過ごすんだよ。｣



奏斗くんはとても嬉しそうな笑顔で言った。

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