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「このケーキどうしたの？」
「これはうらたさんと僕で買いに行ってきてん」
「このお酒は？」
「これは俺が買ってきた」
シャンパンはちゃんとご飯を食べてからという彼の言葉にまーしぃは文句を言っていたけどご飯はピザだけではなかったようで冷蔵庫にはデパ地下のお惣菜が沢山入っていてそれにも驚いた。
みんなで私が買った洋服できちんと行列に並んで買ってきてくれたらしい。
ケーキは並ばないと買えないと有名なお店の物だったしこんな量三人で買い込むのは大変だっただろうなと思う。
家も簡単に可愛く飾り付けされていて彼が全てしたと言うから食べる前に嬉しくて何枚も写真を撮った。
出掛けて姿を現したままなのかふと写りこんだ三人の写真を見て気付かれないよう四人揃ったところを写してみた。
(あ、、、！)
彼が写っている。
前までは写らなかったのに。
さかたんに魔法は今日頼んでいない。
それとも写真を撮る私に気付いてさかたんがこっそり魔法を使ってくれたんだろうか。
「どうしたん？」
「、、、センラが写ってる」
じっと画面を見つめる私に彼が不思議そうな声を上げるからそれに応えるとみんなどれどれと私を囲んで画面を見つめる。
「うわ、ほんまや」
「間抜けな顔してんなー！」
「妖力上がったんじゃないの」
うるさいと三人を散らして私の傍に来て画像を確認した彼もほんまや、と驚いている。
「Aちゃんが満月の夜センラを好き勝手させてくれるおかげなんじゃねーの？」
「あ、きっとそうやわ」
満月の夜に我慢する事が無いから妖力が上がったんだとからかうように笑うまーしぃとうらたんが少し恨めしい。
さかたんが良かったねと声をかけてくれたから黙って頷いた。
(嬉しい)
いつでも彼の写真を撮れると思うと凄く嬉しい。
前にさかたんにお願いしてから写真は撮れていないから今日沢山撮ろうと小さく思う。
到底食べ切れそうに無い量のテーブルの上の食事にいただきますとみんなで食べたご飯は楽しくていつもより沢山食べれた気がした。
好きな様に食べればいいと言う彼の言葉に先にケーキを食べたりサラダを食べたりと普段なら何となく罪悪感のある食べ方をしてみる。
今日は特別だからとこれも美味しいよと色んな物を私のお皿に入れて素直にそれを口に運ぶ私を見て、彼は優しく笑っていた。
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あーりん(プロフ) - 折_こたぬきさん» わー！貴重な男性コメントありがとうございます！！しかもキュンキュンして頂けているとは、、、すごく嬉しいです！！次のお話でも宜しくお願い致します！ (2019年8月8日 3時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
折_こたぬき - 初コメ失礼します！初投稿から男子1人でずっとキュンキュンさせてもらってます！これからも更新頑張ってください！ (2019年8月8日 2時) (レス) id: 5fe8b549a6 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ☆レム☆さん» 大好きと言って頂けて嬉しいです( ；__； )！長くお付き合い頂いてありがとうございます！もちろんこちらもフォロバさせて頂くので宜しくお願い致します！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
☆レム☆(プロフ) - またよろしければTwitterのほう、フォローさせていただいてもよろしいでしょうか?長くなってしまい申し訳ありません。これからもずっと応援しております(*^^*) (2019年8月7日 23時) (レス) id: d6601494c3 (このIDを非表示/違反報告)
☆レム☆(プロフ) - はじめまして、コメント失礼いたします。投稿当初からずっと読ませていただいております。読む度に幸せな気持ちになれるこの作品が本当に大好きです(*^^*)無理はせず、あーりん様のペースで更新なさってくださいね！これからも楽しみにしております！ (2019年8月7日 23時) (レス) id: d6601494c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年7月14日 15時
