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【大我】
今日はバイトもないから、家でゴロゴロして過ごしていた。
俺のお気に入りの漫画を読んでいた時、家のインターホンが鳴って。
北斗と俺はあまりネットショッピングをするような人じゃないからインターホンがなることは珍しい。
鍵を開けると、そこにはジェシーが立っていた。
ジェシー「久しぶり。今、時間ある？」
大我「あるけど．．．.あ、家、入る？」
ジェシーと会うのは上京したての時以来。
その時、北斗が学校でいない時だったっけ。
ジェシーが家に入って来ると単刀直入に話を切り出してきた。
ジェシー「．．．.あのさ、なんで北斗に会いに来ないの？」
大我「え？ジェシーは会いに行ってるの？」
ジェシー「行ってる。大我のお母さんから頼まれて。．．．.で、どうして来ないの？」
大我「．．．.気まずいから。」
ジェシー「．．．.なぁ、大我。お前、北斗がどんな病気と闘ってるか分かってるの？」
大我「．．．.わかってるよ。髄膜腫だろ？」
ジェシー「そうじゃなくて．．．．その病気がどれだけ辛い治療をしてるかわかってるの？」
大我「．．．．分かってる。」
ジェシー「分かってたら、病院に来るだろ。北斗がどれだけ辛い治療を受けてるか、わかってんだろ？」
大我「全部、分かってるよ！」
俺は思いきり、ジェシーに怒鳴った。
大我「北斗がどんな治療を受けてるのかとか、どんな病気に掛かってるとか、ここで本当は俺が支えなきゃいけないことだって、自分が逃げてるだけっていうことも全部、分かってる。」
ジェシー「じゃあ．．．.。」
大我「でも、俺はジェシーみたいに器用じゃないんだよ！誰にだって、明るくふるまえて誰でも支えられるような奴じゃないんだよ。ここ最近、何度も考えた。俺が北斗に会いに行くかって。でも、無理だった。俺が北斗に会いに行くなんて無理なんだ。俺には．．．.北斗を支えられる自信がない。」
気付けば、俺の頬は濡れていた。
なぜだか分からない。
でも、今まで自分の中に秘めていた感情が爆発していた。
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りん - ありがとうございます！ (2020年5月20日 0時) (
レス) id: a3d0ad2d7e (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - りんさん» リクエスト、OKです！書かせていただきます！ (2020年5月19日 23時) (レス) id: 7a7b17d985 (このIDを非表示/違反報告)
りん - はじめまして！リクエストよろしいでしょうか？リアル設定で樹くんが視覚失認になってしまった話が読みたいです。ご検討よろしくお願いします！ (2020年5月19日 23時) (レス) id: a3d0ad2d7e (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - sachiko88さん» わかりました！じゃ、これで予定通り書かせていただきます！ (2020年5月19日 18時) (レス) id: 7a7b17d985 (このIDを非表示/違反報告)
sachiko88(プロフ) - 多分それだと思います！またストと嵐とセクゾが出てくれると嬉しいです！ (2020年5月19日 18時) (レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年5月4日 2時
