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うう・・・そんな可愛いこと言われたら俺
何も言えないじゃん・・・。
こうゆうとこ太輔に甘いんだよなぁ・・・
「・・・おしゃれは我慢かもしんねーけど、俺らの仕事は身体が基本なんだからさ
だからせめて夜とかは温かい格好しような??」
「そ、だよね?ごめんなさい・・・」
「ん。分かればよろしい。今日俺午後から仕事だから
いてやれないけど大丈夫?」
「コホッ子供じゃないんだから大丈夫だよ。大人しく寝てるから。」
・・・ほんと分かりやすいなぁ
「ほんとは寂しいんだろ?」
「寂しくなんてない・・・」
「素直じゃないな〜」
「・・・」
「・・・なるべく早く帰ってくるな?」
「・・・うん」
「・・・食欲ないだろうから太輔が好きなフルーツの盛り合わせのやつ買ってくるな?」
「いらないッ」
「え?」
「いらないから・・・それよりも早く帰ってきて、ね?」
「んふふ。分かりましたよ。もーしんどいだろ?ゆっくり寝な?」
そう言いながら俺は太輔の頭を撫でた。
そのうちうとうとし始めた太輔が
「うつったら・・・ごめん、ね」
とぼそっと言ってきた。
その言葉を発した後スースーと寝息が聞こえてきた。
「・・・逆に俺にうつして、早く治せバカ太輔」
そう言って俺は
眠る太輔にそっとキスをした。
END
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作者名:仁夏 | 作成日時:2017年1月24日 14時