7 ページ7
『おや、来たよレオナ離れようか』
ﾚｵ「別にこのままでもいいだろ…」
ﾌﾛ「トド先輩離れてくれない？流石に嫌なんだけど…」
『ふふ…嫉妬深いようだ、離れようか』
ﾚｵ「……」
渋々どいてくれた
ｱｽﾞ「それで？Aさんとレオナさんの関係は？」
ﾚｵ「恋人」
『兄妹です。』
ｼﾞｪ「……どちらで？」
『すみません。兄妹です。嘘をつかないでくれレオナ』
ｼﾞｪ「……」
ﾚｵ「虫よけだ」
『はぁ…』
ﾌﾛ「……で？他に…なんでAちゃんは一人だったの？」
ﾚｵ「……………俺のせい…だろ」
『違うでしょ？……僕の過去
ある時レオナに許嫁ができたんだ
年齢的には早すぎる
レオナは12歳
僕は10歳
将来的にも早めに許嫁がいたほうが良いと
親が勝手に決めたんだ
すぐに相手の女の人は来た。
急に来た為…レオナはいなかったんだ
そして…僕に会った。
僕は…他の女の子と違って
身長が大きかった
それと、昔は髪を伸ばしてたんだ
相手にとっては
レオナの婚約者にも見える
女は僕に大きな舌打ちをして
「嘘をついたの？私は遊び？」
と、僕を叱った…
レオナは居ない…
親も居ない…
周りの人たちは僕を嫌うから絶対に助けてくれない
その女は、僕を叱ったあと…
「そうか…あなたが居るから悪いのよ」
そう言って
大きな魔法を僕に振りかざした
僕は小さかったから抵抗は出来ず
身体には大きな傷が残った
それ以前に
僕は大量の血を流しながら
数秒、気絶していたみたい
たまたまそこに帰ってきたレオナは
その状況を見て
怒った…
血まみれの僕
マジカルペンを持つ女
……
レオナはその女を砂にしようとした
流石に犯罪者になって欲しくないから
僕は止めたよ
女は逃げた…
誤解を解くことができぬまま終わった
その後帰った女があまり良くない噂を立てたのだろう
僕は街に行くと
【いろんな男を騙してる】
という噂が建てられた…
その日…不幸は重なった
眠れなかった僕は夜中に廊下を歩いてた
そこで話し声が聞こえた
僕は耳がいい…他の獣人よりも
「どうしましょう…こんな噂…」
「あぁ……………いっその事……消してしまわないか？」
「?!そ、そんな事…できるわけが…」
「出来る。…そうしなければ…あの子も可愛そうだろう?」
僕は知った…
親は僕の事はどうでも良いと
いても意味が無いから僕はそこから消えた
別に良いよね？
だって…
ちゃんと血が繋がってないもん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
納棺黒猫(プロフ) - えと…「ご想像にお任せします」だと…いけないでしょうか？ (2021年12月13日 18時) (
レス) id: 91923402cd (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2021年12月13日 7時) (レス) @page2 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：納棺黒猫 | 作成日時：2021年12月11日 20時
