七話 集まった委員長 ページ7
A「さて、あとは、伊作と小平太だけだな」
「・・・・ドンドン」
あ、なんか聞こえる。
僕は、先ほど来たため敷戸に近くにいた2人に声をかける。
A「八左ヱ門、文次郎。そこの敷戸を開いてくれないか？」
八左ヱ門「でも、A先輩？敷戸の奥から七松小平太先輩のイケドンランニングの音が聞こえるんですが…」
そう言って躊躇する八左ヱ門。
まぁ、八左ヱ門の言いたいことはわかる。この敷戸を開けたら、小平太が突入し、私たちもイケドンランニングに巻き込まれるだろうという考えたのだろう。
A「大丈夫だ。あんなんでも小平太は6年生だ。そこまで考えなしではないさ」
いや、たぶんぶつかってくると思うけどさ←
八左ヱ門「そうですよね！わかりました」
そう言って八左ヱ門は敷戸に手をかけるがその前に敷戸は開かれた。
そこには、びしょ濡れで頭に葉っぱを乗せたボロボロの伊作の姿が・・・
A「え？伊作…大丈夫か？」
伊作「実は、そこにあった池にはまって、ランニング中の小平太にぶつかっちゃって裏々山まで飛ばされｔ「伊作先輩！危ない！！」
平助が声を上げた刹那。
後ろから小平太が突撃。伊作とぶつかって2人とも倒れた。
小平太「ん？伊作！大丈夫か！？」
伊作「だ、だいじょうぶ…」
A「伊作！？」
小平太から会心の一撃をもろにうけた全身ボロボロの伊作を介抱しようと学園長先生の部屋に運ぶ。
それを手伝うために5年生の2人は救急セットを出して、包帯を巻くのを手伝ってくれる。あー癒しだ。
学園長「みんなそろったのぉ…」
学園長先生の登場で空気が一変にして固まる
学園長「わしの突然の思いつきで…
.
.
.
各委員会、委員長を改選する！」
「「「ええ！！！！」」」
学園長「Aお前もだ」
A「は？…僕もですか…？」
潮江「(ボソッ 珍しいこともあるんだな…」
小平太「(ボソッ ああ…お陰でAも追いついていないぞ」
A「…どうしよう…会計委員長になったら…文次郎みたいにギンギンに忍者しなきゃだめかな…絶対無理だ…」
潮江「声に出ているぞ(−_−＃)」
しかし…決まってしまったものは仕方ない…こういうときこそ切り替えしっかりしないとな
A「学園長先生、どのように決めましょうか？」
「「「「「(立ち直り早っ！！)」」」」」
学園長「あみだくじじゃ！」
・
・
・
え？この沈黙は何って？
みんなズッコケてるの
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