二十七話 髪結い ページ27
《次の日・放課後》in 仙蔵の部屋
仙蔵「みんな揃っているな」
この部屋にいるのは
仙蔵、伊作、留三郎、僕…
タカ丸「( ´ ▽ ` )ﾉ」
伊作「どうしてタカ丸がいるんだい？」
留三郎「タカ丸がいるんだから、することは一つしかないだろう」←
タカ丸「任せて！Aに似合う取っておきの髪結いをしてあげるから( ´ ▽ ` )ﾉ」
A「お、おう…！」
どうしよう…タコとかイカみたいな髪結いさせられたら…←
仙蔵「では、早速やってくれ」
タカ丸「はーい！！…ちょきちょきちょきちょきー！！」
髪を結ってもらうなんて、自分が少女だった時以来だ。そんなことを考えていると嫌なことを思い出してしまうと思い目を瞑って思い出さないようにした
・
・
・
タカ丸「じゃーん♩完成！！」
タカ丸の言葉とともに構える
…もちろん涙腺を強くしている←
仙蔵に馬鹿にされないように←
そして、留三郎が大笑いをした時のための拳の準備←
しかし、周りは何の反応も起こさない
おかしいなと目を開けて周りを見渡してみた
A「君たち…いるならもう少し存在感アピールした方がいいんじゃないか？」←
仙蔵「お前…自分の格好をよく見てみろ…」←
留三郎「…女だったんだな((殴
A「殴るぞ(^言^)？」
留三郎「もう殴ってるだろうが！！」
伊作「(°◽︎°)ポカーン」
A「なんだかんだで伊作の反応が一番心に刺さった気がする」←
伊作「似合ってると思うよ？(^_^;)でも…Aは怒りそうだな…あはは…」
僕が…怒る…？
A「何？そんなに僕の髪型可笑しい？」
伊作「とても可愛いよ？(^ ^)」
A「っ//////////」
な、なな…！！
伊作「どうしたの？」
天然か！！素か！！
まぁ、そうだよね(￣ー￣) 伊作だもんね←
可愛いなんて言われないから少し照れてしまった…不覚←
しかし_______
A「ありがとう(*^_^*)」
とりあえず、褒めてもらえたことに変わりはないのでお礼を言ってタカ丸の方へ向かう
伊作「////////」
仙蔵「(成るほど…)」
A「タカ丸！鏡貸して？」
タカ丸「はーい( ´ ▽ ` )ﾉ」
なんだかんだと自分の姿を見たくなったので手鏡をタカ丸から受け取り鏡を覗き込む…
A「！？」
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