８４、好きな子 ページ5
二宮「…オレね、好きな子がいんの」
突然二宮くんが口を開いた。
顔を上げると、聞いているのを確認するかのように振り返り、また前を向いた。
二宮「ほぼほぼ一目ぼれかな。初めて会った日、すごくかっこいいなって思って。何事にも一生懸命だったし、でもお茶目というかかわいいところもあって。すっごく魅力的だなって思った」
後ろを振り返ったので、頷く。
好きな子…話していることは分かるけど、頭が働かない。
遠くの誰かの話をしているかのように聞いていた。
二宮「そのときは少しだけだったんだけど、一緒にいるようになってからも、その魅力はそのまんまで、さらにいろんな表情を見せてくれるから目が離せないの。
そうなるとオレのために怒ったり、笑ったりさせたくなって…いろいろ仕掛けちゃうわけ。そうすると反応がやっぱり嬉しくて楽しくて、もう虜になってた」
クールなイメージだった彼がそういうことをしていたなんて意外で笑えてくる。
A「小学生の男の子みたいね(笑)」
二宮「フハッオレも同じこと思った(笑)完全に小学生が考えることだって。
でも、好きってさ、小学生でも感じるシンプルな気持ちなんだよな。ホント素直に真っ直ぐに好きって認められるってすごいことだなって改めて思った」
A「そうだね。小学生も大人も同じ好きのはずなのに、成長していくと何だかちょっとずる賢さが働くよね。もちろん、気持ちも複雑にはなるけどね」
二宮「うん。オレね、前にも言ったけどモテモテでさ。こっちがちょっと好意をちらつかせると、向こうは簡単についてきちゃうの。だから女の子には苦労したことがないし、お互い気に入らなければすぐにバイバイしたこともある。もちろん、体だけの関係もね」
なんていっていいのか分からなくて頷くと、また彼が口を開く。
二宮「だから、彼女を好きになってからちょっと今までの恋愛はなんだったんだって思っちゃったわけ。好きじゃなかった、欲望だけだったって」
何の話をしたいんだろう。話の意図が見えない。
ただ、彼の言葉は弱っていた私の気分を変えてくれているのは確か。
残念ながら話の方向は最悪だけど…。
A「話が段々わかんなくなってきたけど？(笑)」
そういうと彼はフフッと笑った。
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あい(プロフ) - 黒衣さん» お出迎えワンコ、尻尾振ってます(笑)ウフフでウフフな日々が長く続くといいんですが…移行後早速…です (2017年12月19日 8時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - お出迎えわんこ、かわいい…(私が蹲ってる様を想像下さい) 突撃してくる女子共の悲しみも分かるがしかし主人公ちゃんとウフフでウフフなエブリデイを過ごして欲しい…そして見たい夢を自由に見れる機械は私も欲すぃ…転送機能も…そしたら毎日使うのになぁ(こら) (2017年12月15日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» エロカッコいい二宮くん、私も捕獲したい！！見たい夢を自由に見られるって機械誰か発明してくれないかな〜そしたら捕獲できる？？ストラップ〜ほんとファン心をつかんでますよね〜。お山カラー画像見たら素敵でした〜。やっぱりほしい(笑) (2017年12月9日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん、目が冴えちゃいましたよ、えぇ…(瀕死) エロカッコイイとか…ぐふぅ。あ〜脳内環境が幸せ(こら) このニノちゃん、何処に行ったら捕獲できんだろ…。そしてストラップ、今週末おやまカラーと聞いて喉から手が出そうです。 (2017年12月9日 4時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» 鼻血に吐血(笑)ニノニノ大好物ですよ〜。そしてバカップル続いてます〜。ただただ愛され主人公ちゃんが羨ましい…（書いてるの私だけど…笑） (2017年12月2日 6時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年10月21日 6時
