９６、あの日から ページ17
A「自然体でいたいけど、難しいよね、きっと。自然を意識して不自然になりそう」
二宮「Aはそういうの下手そうだもんな。浮気の心配はない(笑)」
A「そんなことするわけないでしょ。二宮くんは上手そうだけど？(笑)」
二宮「じゃーたっぷり心配してもらってかまってもらおう(笑)」
A「じゃあ、かまってあげて大丈夫な間は浮気の心配ないって事だね。気をつけてみておかなきゃ」
フフフと笑いながら言うと、コツンと頭をたたかれる。
二宮「そんなことするわけないでしょうが。せっかく捕まえたんだから」
愛おしい優しい顔で返される。
この変化球にまた心臓がはねた。
心臓がいくつあっても足りない…
そっと腕に寄り添うと、コツンと頭を合わせてくれた。
こういう瞬間が幸せ…
二宮「さて、そろそろ、準備しないとやばいんじゃない？」
時計を見ると7時半。
ご飯食べて準備したら丁度いい時間。あわてて準備に取り掛かった。
一緒の家にいるわけだから、同じシフトだったら当然出勤時間も一緒になる。
前も一度一緒に出勤したことがあったけど、想いが通じる前と後では自分の感覚が違うから、同じように出勤していても気恥ずかしくなるし、ちょっと緊張する。
家を出てから私の様子が違うのに気づいたのか…
二宮「A、変に緊張しすぎ(笑)普段どおりでいいんでしょ？」
歩きながら、そっと肩に手を乗せてポンポンして落ち着かせてくれている。
A「うん…」
二宮「今日も、行っていい？それか、オレん家…あ、食材ないから、やっぱ、Aん家だな。着替え持ってく」
一人で話しながら、予定が決まって行く会話が可愛いくてほほえましい。
A「うん。じゃ、何か作るね。残り5回じゃなくなっちゃったね」
二宮「あー。5回ね。そんなこと言ったね」
二宮くんがフッと自嘲気味に笑った。
ほんの数週間前のことが大分前のことのように感じられるから不思議。
私にはあの日がスタートだった。あれから関係が変わっていったんだ…。
あのころはこんな日が来るなんて思っても見なかったけど。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 585人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - 黒衣さん» お出迎えワンコ、尻尾振ってます(笑)ウフフでウフフな日々が長く続くといいんですが…移行後早速…です (2017年12月19日 8時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - お出迎えわんこ、かわいい…(私が蹲ってる様を想像下さい) 突撃してくる女子共の悲しみも分かるがしかし主人公ちゃんとウフフでウフフなエブリデイを過ごして欲しい…そして見たい夢を自由に見れる機械は私も欲すぃ…転送機能も…そしたら毎日使うのになぁ(こら) (2017年12月15日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» エロカッコいい二宮くん、私も捕獲したい！！見たい夢を自由に見られるって機械誰か発明してくれないかな〜そしたら捕獲できる？？ストラップ〜ほんとファン心をつかんでますよね〜。お山カラー画像見たら素敵でした〜。やっぱりほしい(笑) (2017年12月9日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん、目が冴えちゃいましたよ、えぇ…(瀕死) エロカッコイイとか…ぐふぅ。あ〜脳内環境が幸せ(こら) このニノちゃん、何処に行ったら捕獲できんだろ…。そしてストラップ、今週末おやまカラーと聞いて喉から手が出そうです。 (2017年12月9日 4時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» 鼻血に吐血(笑)ニノニノ大好物ですよ〜。そしてバカップル続いてます〜。ただただ愛され主人公ちゃんが羨ましい…（書いてるの私だけど…笑） (2017年12月2日 6時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あい
| 作成日時：2017年10月21日 6時
