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126話 ページ4

『というわけで、それが気になって集中できないのです』


全て話し合えると、聞いていた六年生は皆、真剣な顔をしていた。


「やっぱり深刻な話じゃないか」

「どうする?このまま放っておくわけにもいかないだろう」

「そうだな……よし、こうしよう。明日は学園が休みだ。私たちが常時Aを守り、決して一人の時間をつくらない。これでどうだ?」


いや、これでどうだ?じゃないですよ。

もっと集中できなくなりそうだ。


「確かに、それなら安心できそうだな」


ええ……。


『大丈夫ですよ、そこまでしなくて。せっかくの休日なんですから休んでください』

「でも、困っているんだろう?」

『それはそうですけど……。過保護すぎるというか……』

「そういうことか。なら安心しろ。何もお前だけのためではないさ」

「ただでさえ、へっぽこ事務員の小松田さんがいるのに、Aまで小松田さん化されたら手に負えなくなるからな!」

「学園の平和を保つためにも、Aには変わらず仕事をしてほしい……」


ああ、なるほど。

私が機能しなくなると学園にとって不利益な問題が発生するから、過保護な感じになっているらしい。


『そういうことでしたら……明日一日よろしくお願いします』


というわけで、六年生による護衛が決まったのだった。















「あら、六年生とAちゃん。話はもう終わっての?」

『はい。明日一日、彼らがついていてくださるそうです』

「あら、よかったじゃない。……あ、そうそう。食堂に来た人全員に確認してみたんだけど、心当たりのある人はいなかったわ」

『そうですか……』

「役に立たなくてごめんなさいね」

『いえ、そんな。お気持ちだけで十分です』


あとは、六年生がいれば何とかなると信じている。

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ハル - 凄く面白かったです!大変な時期だと思いますが、これからも応援してます‼︎ (3月22日 19時) (レス) id: 0fe5dcb2f7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し46937号(プロフ) - 初めまして!素敵な夢小説をありがとうございます!もしよければ忍術学園全員出動の段書いていただけませんか? (2月27日 22時) (レス) id: f091a3aa7a (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。天女になった蝶柱第1章から見てます。リクエストなんですけどヒロインちゃんと1年は組がお茶会を開きそれに1年い組とろ組とそれぞれのクラスの先生が参加するが見たいです。 (2023年3月6日 18時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
麗羅(プロフ) - 蘭檸さん» ありがとうございます!亀更新ですが、これからも少しずつ書いていくのでぜひ読んでくださると嬉しいです! (2023年1月14日 18時) (レス) id: 90634de060 (このIDを非表示/違反報告)
蘭檸(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました!更新楽しみにしてます! (2023年1月2日 16時) (レス) @page16 id: 9728c679fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗羅 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aji391/  
作成日時:2022年4月25日 22時

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