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共感(?)してくれるトド松にハイ松は笑顔になり、
縦に首を振りながら喋ろうとするが、
一瞬何かを考え込んだ後に違った返答になった。

これにはおそ松もツッコミざるを得なかった。



『だって、指摘されて反論するのは
認めたくないってことなんだから。
ならここは素直に認めて今後努力するしかないと思って…』



「やっぱり認めてんじゃねーか!」



やはり認めていた松野ハイ松というこの男。

プライドも無くなり、思ってることをそのまま言うと、
また案の定おそ松からツッコミをされる。
恥ずかしそうに頬を染め、ハイ松は目を逸らして頬を掻いていた。



「てかハイちゃん、トト子ちゃん家に呼ばれた時に
俺たち見た瞬間素振りして育てた花束打ったしな」



「あれトト子ちゃんに渡す為だったんでしょ?
めっちゃ当たり前のこと聞くけど」



『トッティ、大正解!
僕たちにとっては女神級の幼なじみだからね。
期待するよ……期待したんだよ…?期待したのにさぁ…』



「俺ら皆思ってるから安心しろハイ松」



『なんの安心!?』



女の子の家に呼ばれては期待をしない方がおかしいのだろうか。
涙目で床に頭をぶつけるハイ松におそ松は肩を置いて
キリッとした表情で言うが見事にツッコまれてしまったのだ。



『2人に指摘されて治さない訳にもいかないし、
僕なりにどの辺が重いか重くないか考えてみる。
……でもクリスマスに花束って可笑しくないよ?』



「「だから限度があるだろうが!!」」



999本の赤いバラをクリスマスに渡すのは
流石にどうかと思うと2人は声を揃えて言う。
ハイ松は腕を組んで考え込んだ後、
また何か思い付いた表情になって口を開いた。



『じゃあ100本?』



「多いっての!」



「でっかい花束貰っても飾るところ困るからね!?
気持ちは嬉しい!嬉しいんだけども!の話!」



『そ、そういうものなんだ…』



この2人が色々言わなくてはハイ松が
間違った方向に進んでしまうのではなかろうか。
2人からの指摘に黙り込んでしまうハイ松。



『…………気を付けるね』



「「ホントに。これマジ」」



『う、うん』



真剣な顔で言われては改めて考える必要があり、
ハイ松は戸惑いながらも頷いた。



『ライブの際に1から作る花を贈るのが微妙なら、
やっぱり高価な物とかプレゼントするのが妥当なのかな』



「「やっぱりなんも分かってねぇ!!」」



『えぇ!?』

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びたー(プロフ) - ロアさん» ありがとうございます🙇‍♂️とても嬉しいです🙇‍♂️ (2022年9月29日 8時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - おもろい (2022年9月29日 6時) (レス) @page38 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - たまごさん» マフィア松了解致しました🙆‍♀️夢絵ですと!?こちらも是非とも描かせて頂きます!しかし、イラストの方ですと描くのにかなり時間が掛かりますので把握お願い致します🙇‍♂️作者ながら赤面させるの好きです。 (2022年9月29日 2時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - びたーさん» はわ......ありがとうございます......ッ!カッコいいハイ松くんがみたいのでマフィア松でお願いします!あと、わがままなのですが、ハイ松くんの夢絵っぽい絵ってお願いできますか?(オリジナルのお話に出たハイ松くんの赤面シーンが今でも忘れられません…‥!) (2022年9月29日 1時) (レス) id: 9b1546abb2 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - たまごさん» お久しぶりです😊どうもありがとうございます。どうか2期でもよろしくお願いします🙇‍♂️イラストリクエスト承知致しました。質問ですが、この派生松が見たいというのはありますでしょうか? (2022年9月29日 0時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年9月25日 1時

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