strawberryな青春【Stxx】

第33話 ページ45

Aside




なんやかんや昼休みも終わりごじかんめ。


はげ先生が勝手に決めた委員会のプリントを見て…

貴「あ、ありがと…先生」


なぜか風紀委員なのはさておき、

美玖ちゃんと一緒！


そして、文化祭実行委員がるぅとくんと。

良かった。どっちも知ってる人だ…


莉「あぁ、ざーんねん。Aと一緒の無かった」

貴「私も残念だけど、実行委員そっちも頑張って！」


莉「なぁんで、よりにもよって…」

何か言いかけたけど途中でやめてしまった。


先「さっそく今日放課後委員会だから、それぞれ教室行けよ。」


めんどくさいなぁ。。

貴「ねえ、莉犬くん今日委員会だから一緒に帰れるかな？」

莉「え、あ、俺待ってるよ？」

でもずっと待ってられると悪いしな…
貴「でも遅いかもだし…」

莉「いいの！Aは俺と帰るのいや？」


あぁ来ました。この全力上目。

貴「いや、じゃない。」

莉「なら教室で待ってるからね！」


私は永遠とこの罠にはまり続けるのでしょうか…


中「あ、お取り込み中のとこごめんねぇ。
A、私今日放課後残れないから委員会パスね」

貴「あぁ。うん。……え!?」

むりむり。誰も知ってる人いないのに…

中「ほんとごめんね？」


貴「……大丈夫！用事ならしょうがないもんね」

お友達を心配させちゃいけない！


莉「明らかに、テンション下がってんの草。」


〜放課後〜

よし待ちに待った委員会だー(棒)

シュミレーションは完璧。


誰かに話しかける！

そう。友達がいないなら作ればいいじゃない！


という迷案がうまれまして現在にいたります。


はい、ここからMISSIONSTART。


まず余裕なふりして教室にはいります。

次に席に座って前の席を見ます。


もうそこには水色の髪の男の子がいるけど、

私のクラス同様にペアの子がいない。


そして性別関係なしに勢いで話しかける！！
貴「ねえ、放課後委員会とかだるくない？」

そう。ここまでは、順調だった。

ここまでは、


その男の子が振り返る。

水色のパーカーにブレザーを上から着た、いかにも爽やかな感じ。


この人…

前私のこと助けてくれた人だ。


わあ、すごい嫌そうな顔してる〜。

？「お前あんときの危なっかしいやつ…」


貴「あ、いろいろと迷惑おかけしました…」



なぜこんなに世界は狭いのでしょうか。

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