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第8話 ページ11

るぅとside



まずい、この状況はめちゃくちゃまずい…
平常心、平常心、

貴「っ////、ごめん!」
ふと、この状況に気づいて焦ったAちゃんがすぐに離れようとする。

それを僕は、、なぜか


離せなかった。
る「……。Aちゃん、あったかい、ですね」

ふと、出た言葉。その言葉に自分でもびっくりして
貴「えっ⁈」

そこでやっと自分の意識が戻り、Aちゃんを離した。
る「わっ!ご、ごめんなさい!」
貴「いや、大丈夫だよ。うん()」

そこからお互い緊張して変な空気が流れる。

もう、僕のバカ!すぐにAちゃんのこと離してあげられば良かったのに。。

なんで……


未だに心臓の鼓動が鳴り止まない。


僕は女の子に興味なんてないはずなのに

当の本人は、ほっぺを膨らまして拗ねてる。。
あとでLI○Eで謝んないと

る「きょっ、今日はとりあえず帰りましょうか」

とりあえず2人を外に誘導した。
もちろん、顔が赤いのを悟られないように、、


もう結構時間が経ったようで夕方になっている。
る「僕こっちなんで」

と2人に手を振って帰る。。



僕は2人とは逆方向の道を思いっきり走った。
顔が赤いのは走ったせいだと自分で思い込みたくて…

だめだよ。
ドキドキしたら、、まるで"すき"みたいじゃん


鼓動は鳴り止まない。もちろんそれは、走ってるからじゃない。

やっと家に帰ってくると真っ先に自分のベッドにダイブした。
気分を落ち着かせるためにスマホを眺めていると

ピコンっ♪


今日連絡を交換したAちゃんだ。
それが分かると、自然とさっきまでの記憶がクローズアップしてきて顔が真っ赤にになるのが分かる。
それを振り切るように、首を振りメッセージを確認する。
A今日は楽しかったです!るぅとくんと遊べて良かったな…。また放課後とか遊ぼーね!

このメッセージにまた顔が赤くなるのが分かる。。
よく分かんないけど、めっちゃ嬉しい……。

でも、、

もう一回文章を読み返してみる。
「るぅとくんと遊べて良かったな…。」

もう。。
る「Aちゃんずるい……。」


声になったその言葉に自分で驚くように、鼓動がまた早くなる。

僕は君のことなんか好きじゃない。。
だけど、、
るぅとはい、すごく楽しかったです!また遊びましょう。

これなら良いよね?
30分ぐらい悩んだ文章。顔は真っ赤。

いつまでも落ち着かない午後5時

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作品ジャンル:恋愛
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なこ(プロフ) - そうなんですか?!トロンボーン良いですね、憧れます!今年は木管勧誘頑張ります…! (2020年4月22日 0時) (レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です!!ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミントル x他2人 | 作成日時:2019年2月16日 15時

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