藍沢先生病系物語

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藍沢side
コロナウイルスに感染していることがわかって１週間がたった。
感染症センターの方達にお世話になり、今月中に退院できるだろうというところまで来た。
白)今日は、咳が落ち着いてるね。
藍)ああ。
白)あのね、告知の時、あなたの方が辛いってわかっているのに。気を使わせちゃった。
藍)仲間の事で胸を痛める。簡単にできることじゃない。お前のいいところで、凄いところだ。
白)緋山先生も言ってた。
藍)10年以上の付き合いだ。わかるだろ。
こんな会話を、5分くらい続けていると、白石のPHSがなった。
白)ごめんね。
そう言って走り去る白石の姿は、いつも見ているスタッフリーダーの白石だった。

1週間後

自宅療養がスタート。食材とかは病院側が調達してくれて、１週間分の生活用品等が用意されていた。
藍)ふぅ。
プルルルルル
藍)はい。「ごめんね。寝てたら。」起きていた。大丈夫だ。「熱とかない？何かあったら、すぐに連絡してね？」わかってる。「よかった。みんな心配してるから、無理はしないでね。」ああ。「じゃあ。カルテがあるから。切るね。」ﾌﾟﾂｯ
いつもの心配性の白石の電話を切って、こっそり持ってきたパソコンで、カルテにいろいろ記入していた。
藍)これで１週間か。長いな。オペしてる方がまし。
頭の中で、「無理しないの！」といってる白石の姿を思い浮かべては消した。

更に1週間後

コロナウイルスから離脱し、今日から職場復帰。
藍)ご迷惑をおかけしました。
橘)いや。大丈夫。皆心配してたぞ。
藍)はい。失礼しました。
橘先生に報告して、医局についた瞬間、皆がパソコンと向き合っていた。しーんといていて、何か話す雰囲気ではなかったので、自席につき、カルテを作成していた。
パァン
藍)！？
白)復帰、おめでとう！
フェ)おめでとうございます！
緋)おめでとう。
藤)待ってたぞ！
冴)おめでとうございます。
橘)言っただろ？心配してたって。
藍)ありがとう。
突然すぎるサプライズを受け取り、今日も患者の為に走り回る。

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終わりました！どうでした？
3話しか成り立たない作者がどうかとも思いますけど、まだまだリクエストを募集してます。
お次は、お待たせしました。青リンゴさんリク「藍沢先生の幼児化」です。どうぞ！

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