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Ilove...you... ページ15
「……(人1)……さん…。」
「……えっ?」
頭の動きが…鈍くなった。
「んっああ……。」
こんなにも、ふんわりと甘くて、
とろけてしまいそう。
前の時よりも、ずうっと濃厚で、熱い、
宗次郎の全てが私にも伝わる。
宗次郎の優しさと、色気と、悪戯さと、幼さ。
私は、たまらなかった。
吸い込まれるくらい、刺激的で、
宗次郎の香りを思う存分、楽しんだ。
「……もう、離しません……。
僕は一生に懸けて、あなたを守り通すと決めましたから。」
「あっ……!!んっ!」
「もっと、その声を……、
聴かせてくださいよ??……僕だけにしか出せない、
聴けない声……。それ以外、我儘は言いませんから??」
そ、宗次郎の……いじわる……。
だけど、そんな宗次郎が好き……。
大好き…………!!
「あっ、そ、宗次郎……!!」
「ほら、もっと。」
私は、宗次郎からはもう、逃げられない。
私は宗次郎と出会った時から、
捕らえられていたのかもしれない。
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作者名:空色 華 | 作成日時:2015年5月6日 20時