転生トリップしたけどやっぱり俺は一般人【約束のネバーランド】【男主】 (ページ3)

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2.『…その2…？』ページ3

Aside

朝食の後はテスト。

テスト前、俺は自分でまとめたノートを読み返す。

テストが始まる直前にママに預けないとだけど…

この世界で生きてくのってやっぱりきつくね((

カッコ悪いがハッキリと言おうか、この時間は苦でしかない。

あのさ、夢小説とかの夢主やら主人公は天才でフルスコアとか普通にとってるし、エマ達だって普通に満点取ってくけどさ！

声を大にして言おうじゃないか、頭どうなってんの！？(嫉妬心

まじでこれ鬼畜だかんな！なんだよこの数式！

一応理解出来てるけどさ！

なんで小学6年生だか5年生の子供が満点なんだよ！

フルスコアなんてどうやったら取れんの…マジで……

で、まぁ、この嫉妬心と劣等感で死にそうだけど…
この、生き繋げるための予習復習で、なんとかギルダやドンよりはスコアを稼げてる

「A、そろそろ時間よ」

『ん、そうだね。はい、ママ。』

テストが始まる、との事で、ママがノートを預かりに来る

当たり前か、カンニングなんてされたらたまったもんじゃないからな…
まぁ、シンキングタイム10秒じゃ、ノートを見てカンニングなんて出来ないけど…
そう考えるとホント、徹底してるよな…

とか考えてると明かりが落ちる。周りを見ると全員準備は出来ていた。
俺は軽く息をついてヘッドホンを耳にあてる。
目の前に光るパネルを睨み、バーコードスキャナを手に握る。

あー…ほんとに嫌だ。とか浮かべながら、俺は焦る気持ちで問題を解き始めた。