検索窓
今日:13 hit、昨日:7 hit、合計:6,049 hit

霊:15話【決闘3】 ページ27

〜〜歌舞伎町(橋場)〜〜

近藤「獲物はどーするよ?真剣が使いたければ貸すぞ?お前の好きにしろ。」

銀時「俺ァ、木刀(コイツ)で十分だ。このまま闘(や)ろうや。」

銀時はそういって腰に差している木刀を抜いた。

近藤「なめてるのか?貴様・・・」

それを見て気に食わなかった近藤は真剣と木刀で斬り合えばどっちが勝つかは目に見えてるぞとキレ気味な表情で銀時を睨みつけながら言った。

銀時「ワリーが人の人生賭けて勝負できる程、大層な人間じゃないんでね。代わりと言っちゃ何だが俺の命を賭けよう。」

近藤「!」

銀時「お妙の代わりに俺の命をかける。てめーが勝ってもお妙はお前のモンにならねーが邪魔な俺は消える。後は口説くなりなんなり好きにすりゃいい。勿論、俺が勝ったらお妙から手ェ引いてもらう。」

お妙「!(自分の命を白刃の元に晒して負けても私には危害を及ぼさせないようにするつもり!?)」

銀時の話を聞いたお妙は自分の命を犠牲にして負けてもお妙には危害を加えないようにする為に木刀で近藤と対決するつもりなのかと焦った表情で不安を感じた。

カナヲ「ーーーねぇ。銀さん、本気であのゴリラと木刀で殺り合うつもりなんじゃ・・・・・・!?」

玄弥「いくらなんでも無茶があるぞォ・・・!?」

紅葉「木刀なんかで真剣を使ってる人間に勝てるわけがないっていうのに・・・・・・!?」

お妙「ちょ・・・止めなさい!!銀さん!!」

そこまでして自分の命を犠牲にして恥を晒すつもりかと不安を感じたお妙は木刀を構えてる銀時を見て今すぐ勝負を止めるように声を上げながら言った。

近藤「クク・・・」ニヤリ

銀時「?」

近藤「い〜男だな。お前・・・」

お妙が銀時に惚れる気持ちがわかったような気がしたと近藤は笑いながらそう言って帯刀していた刀を地面に捨てた。

近藤「お妙さんが惚れる筈だ。いや・・・女子(おなご)より男にもモテる男と見た。」

それを見た紅葉達は刀を地面に捨てて何する気なんだと驚いた表情で戸惑った。

紅葉「刀を地面に捨ててどうする気なの・・・?」

伊之助「あのゴリラ、素手で殺り合う気なのか?」

雪音「いや。木刀と素手で殺り合うのはさすがにそれは無理があると思うよ・・・」


つづく

霊:16話【銀時vs近藤】→←霊:14話【決闘2】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

黒魔霊歌(プロフ) - みこちさん» コメントありがとうございます!素晴らしいアドバイスをありがとうございます!もしよかったらまた見にきて下さいね! (2022年10月3日 23時) (レス) id: 202f862aa1 (このIDを非表示/違反報告)
浪川紅葉(プロフ) - みこちさん» コメント有り難う御座います!頑張ります! (2022年10月3日 11時) (レス) id: 62db20df10 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - みこちです。やっぱり銀魂とのクロスオーバー楽しいですね!出来ましたら、新撰組の前で、炭治達や煉獄さん達の鬼狩りを見せる姿とか、見られたら嬉しいです郎 (2022年10月3日 11時) (レス) @page7 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城  
作成日時:2022年5月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。