＃２３タコパ ページ23
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「んふーーおいひいい！」
熱々のたこ焼きを口に放り込むと、トロッとした中身が広がった。
なんともいえない美味しさ。
これを毎日のように食べていた大阪民羨ましい〜〜！！
ハフハフ言いながら美味しそうに食べる私を横目に
ふっかが口にタコ焼きを穂おる。
『おいひいな』
「ふふ、なんて？」
熱いせいか呂律が回らないふっかを、聞こえているのにからかう私。
ふっかは怒ったようにそっぽを向いたけど、またすぐにたこ焼きを頬張った。
【ごちそーさまでした！】
みんなで声を揃えてそう言うと、お皿の片付けが始まった。
阿部「Aちゃん、座っといていいよ。あ、目黒も…お前すぐ皿割るし！」
目黒「そんなことないっすよ！」
反論しても無視された目黒は、私に目配せする。
わたしが頷くと、目黒は私の手を取ってリビングを出た。
家の外、庭に出ると目黒は早速聞いた。
目黒「で、なにがあったの？」
優しい声に、私は全て言う。
ふっかに告白されたことも、阿部ちゃんに迫られたことも。
目黒「へえ。モテモテじゃん」
「ねえしばくよ？」
からかうようにそう言う目黒の頭を叩く振り。
目黒は笑って『ごめん』というと、真面目な表情になった。
目黒「…こんな状況じゃいえないわ」
「え？」
帰ろ、という目黒の後ろ姿を私は数秒見送って、走って追いついた。
…なんのために外出たんだか。
まあ気持ちの整理ができたし、いっか。
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美涼 - 更新頑張ってください。 (2020年3月18日 12時) (
レス) id: 1ff24063f5 (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - 小説面白いです！更新楽しみにしています！頑張って下さい！ (2020年2月28日 23時) (レス) id: c558c0fdfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年8月15日 21時
