【東卍】愛を伝えます【三途春千夜】

愛が１６個。 ページ16

「怪しいヤツ見つかったか？」
『いえ、はい、まぁ…、』
「どっちだよ。」



暫くすると竜胆さんが戻ってきて合流した。
竜胆さんの方は怪しい人は見なかったらしい。



「…一回皿置いたらどうなんだ？」
『ちょっと待ってください、あとこれだけ…』



手に持っている皿を注意されたので食べるのはこれで最後にすることにした。

竜胆さんは呆れた様に私を見た後、キョロキョロと目だけで周りを見た。
まだ探してるんだ…。



『竜胆さん、ネズミ見つけました。』
「は、！？」
『しっ、あそこです、あの眼鏡の男。』



じっと私がその男を見ていると竜胆さんも私の視線を追ってその男を見つけた。
ちなみに私の手にはまだお皿があるし口の中にもスパゲティが入っている。
なので極力動きたくない。



『あと、今回はアイツだけじゃないです。少なくとも３…いや、５人、？』









ネズミ１匹どころじゃないじゃん…。









。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




あれ、だんだん〈愛〉から逸れてない？？



これ大丈夫、？




。

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