恐怖心31% ページ28
『きーたよー』
る「入ってどうぞー」
「お邪魔しまーす」と元気に言う。
僕を見たるぅとくんはハッとして悲しそうな顔をした。
『あはは、そんな顔しないでよ』
る「もう…車椅子」
『足が、動かなくなっちゃってさ』
明るい調子で言うと、「まあ、とりあえず入って」と言われる。入ってソファに乗り移ると目の前のテーブルにオレンジジュースを出してくれた。
『どうしたの?』
る「いや、特にはないんですけど」
『なんじゃそりゃ』
る「なんかすみません」
『いやいや、いいよ。明日から入院だしね。自信ついたっていうか』
る「明日から入院って…なんで言ってくれないんですか」
「ごめんって」と笑いながら謝る。るぅとくんにため息はつかれたけど。
『あーあ、ホント、やになるなー』
る「・・・のに」
『ん?なんか言った?』
る「ずっと、好きだったのに」
言った後で気付いて顔が赤くなるるぅとくん。
『あははっ!真っ赤じゃ…』
僕の言葉は途中で途切れることになる。
何をされたかは、想像に任せるけどさ。
る「ははっ、真っ赤ですよ?」
『あーもう!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻』
る「ちょっとやめてくださいよ!!」
『じゃあねー!』
る「送りましょうか?」
『ううん、大丈夫。1人で動く練習しなきゃ行けないし』
「そうですか。また明日」と言うと手を振られたので振り返しておく。
『また明日ね!!』
━━━━━━━━━━━━━━━
その後、Aの声を聞くことはなくなりました。冷たくなって血だらけのAが瞼に染み付いて離れなくなりました。
そんな時、なーくんから連絡が来ました。もりさんるぅとくん√どうしました?もりさんお墓参り行こうか
少し迷ったけど行こうと思いました。√そうですね、行きましょう
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すっぱねこ(プロフ) - 狼河さん» まじですか!ありがとうございます頑張ります!!! (2020年7月2日 21時) (レス) id: ed5543d033 (このIDを非表示/違反報告)
狼河 - oh!! 僕のリア友と苗字一緒!!! 更新頑張って下さい!!! (2020年7月2日 20時) (レス) id: b11cb6fc69 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱねこ(プロフ) - みるくさん» (´>∀<`)ゝ))エヘヘ←ごめんさい。ちゃぶ台返し再び (2020年6月22日 16時) (レス) id: ed5543d033 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - すっちゃん…夢落ちなの!?ま?え…wまさかの終わりでびっくりしたわwるぅちゃんw(*ノωノ)←おい (2020年6月21日 22時) (レス) id: 93b2831bba (このIDを非表示/違反報告)
すっぱねこ(プロフ) - みるくさん» 善処するw((殴 (2020年6月20日 12時) (レス) id: ed5543d033 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すっぱねこ | 作成日時:2020年5月14日 14時