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見ると、肉を突き刺したフォークの先端が、俺の太ももに突き刺さっている。
黒い服の女「マサトの血で、多分もっと美味しくなるはずっ」
俺の太ももから滲む血の付いた肉を、この女は何食わぬ顔で口に運んでいた。
狂ってる…。
黒い服の女「あぁ…。美味しい…。マサトの血が私の中に入ってくる…」
逃げたい…。
こんなところもう嫌だ…。
助けて…。
誰か助けて…。
黒い服の女「あれ？マサト泣いてるの？もぉ、男の子が泣いたら駄目じゃない。でも、私が慰めてあげるからね？こんなこと、私にしかできないよね？」
自分の胸を俺の顔面に押し付けて、こいつは俺の頭を抱きしめてきた。
黒い服の女「ほーら、よしよし…。いい子ねーマサト」
まるで泣き止まない赤ん坊をなだめるような猫なで声で、女は俺の頭を撫でていく。
顔面に胸を押し付けられ、鼻も口も塞がって、息ができない。
しかし女は、次第に俺の頭だけでなく、首元や肩、背中あたりまで手を伸ばし、俺の体をまさぐり始めた。
黒い服の女「ねぇ…気持ちよくしてあげよっか…？」
俺の体を撫でまわしながら、女は俺の耳元でそうささやいた。
ぞっとして、鳥肌が一斉に立っていく。
俺は必死に首を振って、もがいた。
黒い服の女「照れなくてもいいってば…。マサトもずっと私とやりたかったんでしょ…？」
仁人「ふざけるな！！いい加減にしてくれ！！気持ち悪い！！」
ようやく女の胸から解放された俺は、思い切り息を吸い込んでそう叫んだ。
黒い服の女「はぁ…。まだそんなこと言うの？」
女はため息をつくと、また注射器を取り出して、瓶の中の液体を吸い上げると、それを俺の体に突き刺した。
全身からまた力が抜けていく。
黒い服の女「まぁ、まだここにきたばっかりだから緊張してるんだよね？大丈夫。私達には時間はこれからたっくさんあるんだから…。また明日楽しもうね」
あぁ…やっぱりこのまま、一生、俺はこいつのおもちゃになって、弄ばれて、死んでいくんだ…。
そして、女はまたこの部屋を出ていき、俺は意識を失った。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
