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それから次の日も、次の日も、いや、俺にとっては、朝なのか夜なのか、１日経ったのかなんて、こんな窓も時計もない空間じゃわからないけど、とにかく毎日、毎時間、女は俺に食べ物を持ってきたり、体を求めてきたり…。
でも俺は、その全てを拒み続けた。
絶対にこんな奴の施しなんて、受けたくない。
それなら、死んだほうがましだ…。
黒い服の女「ねえ、いい加減に何か食べてよ？本当に死ぬよ？」
仁人「いいよ…。死んだほうがましだし…」
黒い服の女「何でそんなこと言うの？せっかく一緒になれたのに…。そんなに私に心配してほしいの？もう甘えん坊さんなんだからっ」
もう、勝手にしてくれ…。
黒い服の女「そんな甘えん坊さんは、今日も抱いてあげるからね」
お前に抱かれても、ちっとも何も感じない。
いや、むしろ嫌悪感と恐怖だけしか感じない。
黒い服の女「はぁ…。ねえ、何でそんな顔するの？もっと嬉しそうな顔してよ？嬉しいでしょ？私にこんなことされて」
仁人「嬉しくない…」
黒い服の女「照れなくてもいいのよ？」
仁人「照れてない…。もうやめてくれよ…」
黒い服の女「何で…？ねえ何で？！あの女といた時はもっと楽しそうな顔してたじゃない！！！あの顔してよ！！！私にも！！！いや、私にしかあの顔見せなくていいよ！！！」
女はヒステリックな叫び声を上げて、テーブルの上の薬品の入った瓶や鞄を手当たり次第に壁に投げつけだした。
仁人「何で…お前なんかに…」
黒い服の女「……。何でって、だって私たちは愛し合ってるのよ…？あなたは私が好きなの。だってそうでしょ？あの時、私に優しくしてくれたじゃない。私を家まで送ってくれたじゃない。今までそんなの誰もしてくれなかった。マサトだけが私に優しくしてくれたの。
それって好きってことなの。あなたは私が好き、もちろん私もあなたが好き。ほら、こんなに愛し合ってるじゃない」
仁人「俺はお前なんか好きじゃない…！そんな妄想、もういい加減にしてくれ！！」
黒い服の女「………。あぁ……。あぁ…そう……。あぁ……。そっか…。わかった。…あの女のせいなんでしょ？」
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
