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それからどれぐらい経っただろうか。
段々と俺の体が思うように動くようになってきた。
呼吸もすんなりできるし、開きっぱなしだった口にも力が入るようになってきた。
だからと言って、椅子に縛り付けられてるからこれ以上動くことも逃げることもできないのだけど。
そして、鉄でできた階段の上にある扉が開き、まるで俺に打たれた薬が切れるのを見計らったように、あの女が戻ってきた。
黒い服の女「お待たせマサト。大人しくしてた？」
ニヤニヤ不気味な笑みを浮かべながら、その女は手に何やらお盆をもって降りてきた。
お盆の上には焼き色のついたステーキのようなものが置かれている。
黒い服の女「お腹すいてるでしょ？マサトの為にご飯作ってきたよ？」
こんな奴が作る料理なんて、食べて大丈夫なわけない。
また変な薬でも入っているかもしれない。
黒い服の女「そんな怖い顔しないでよ。ほら、私が食べさせてあげるから」
そう言うと、その女は俺の前でそのステーキをナイフとフォークで切り分けていく。
そしてそのひと切れをフォークで勢い良く突き刺し、それを俺の口元へ運んできた。
黒い服の女「はい、あーんして？」
絶対に食べるものか。
俺は首を横に向けて、この女の施しを拒否してやった。
黒い服の女「食べてよ。せっかく私が作ったんだから」
仁人「いらない…」
黒い服の女「んもう。じゃあ私が食べちゃうよ」
そして、その女はそのままその肉を自分の口に運んでおいしそうに食べていた。
どうやら変な毒や薬は入ってなかったみたいだけど、こいつは一体何をしてくるか、分かったもんじゃない…。
黒い服の女「あー美味しい。でも、もっと美味しくなる味付けしちゃおっかな」
次の瞬間、俺は太ももに鋭い痛みを感じて悲鳴を上げた。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
