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黒い服の女「さ、マサト、帰りましょ？！」
仁人「ま、待ってください！何のこと？！あなた誰？！勝手に話進めないでよ！」
黒い服の女「え？え？な、何？何言ってるのマサト？冗談止めてよ…！」
「か、彼…。記憶喪失なんです…。自分の名前も、住んでたところも、今までどうやって生きてきたのかも、何も覚えてないんです…」
黒い服の女「は、はぁ？！そんなわけないじゃない！ねえマサト嘘よね？！ほらちゃんと私を見てよ！」
「そんなに引っ張らないで上げてください！全部本当です！だから私、彼の記憶が戻るまでずっとお世話をしてあげようと」
黒い服の女「うるさい！あんたは引っ込んでなさいよ！」
そう言うと、女性は私を突き飛ばし、ジント君の体を揺さぶり続けた。
仁人「Aちゃん！大丈夫？！」
しかし、ジント君は女性の腕を振り払うと、私の事を抱き起してくれた。
黒い服の女「ちょ、ちょっとマサト何やってんの？なんでそんな女なんか助けるの？！ま、まさか本当に、私の事…忘れちゃったの？」
仁人「すみません…。本当に覚えてないんです…」
黒い服の女「そ、そんな…何で…？」
体を震わせて、かなり狼狽してる。
何だか目の焦点も合ってないし、彼女、大丈夫かな…？
黒い服の女「わ、わかったわ…。じゃあ、早く一緒に帰りましょ。私と一緒にいれば、全部思い出すわ！」
ジント君の全てを知ってる人ならば、もしかしたら本当に彼の記憶は全て戻せるかもしれない。
過去の、本当の彼を知らない私なんかより、きっともっとちゃんと彼のことをわかってあげられるかもしれない。
仁人「え…？い、い、嫌だ…！俺は行かない…！行きたくない…！！」
でも、当のジント君は、驚くぐらいに怖がって私にしがみついていた。
まるでこの人に、相当な恐怖を感じているかのように。
「ジント君…？」
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» いえいえこちらこそ変な捉え方をしてしまい申し訳ありません！続きも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年3月8日 15時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 良い意味で面白い展開で予想外でした！私の伝え方で誤解を与えてしまったようですみません。続き楽しみにしてます！ (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6c73ae34c1 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます！そんな風に言ってくださると、書いてよかったって思います。ありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - ひぃさん» 感想ありがとうございます！予想外になってしまって申し訳ないです…。続きも頑張って書いていきますので、良ければまた読んでくださると、嬉しいです！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - みるくさん» 感想ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！今日からまた続きちょこちょこ書いていくので、良かったら読んでみてください！ (2020年3月2日 18時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月26日 19時
